麻雀界の最高峰「Mリーグ」
Mリーグ中継を見ているとこんな疑問を持つことはありませんか?
- Mリーグってトップは何点プラスされるんだろう…。
- ダブロンとかないけど詳しいルールってどんなの?
- 微妙に麻雀ゲームと違うけど、どこが違うの?
Mリーグのルールについて、放送内で詳しく語られることがないので気になる方もいるでしょう。

麻雀は場所によって細かいルールが違うことも多いです。
この記事ではMリーグのルールについて、基本的なところをお伝えします。
さらにMリーグルールの特徴と各団体との違いを書いていますので、Mリーガーが所属する団体との違いも参考にしてみてください。
Mリーグのルールがわかれば、戦っている選手たちの気持ちがわかること時もあります。
Mリーグの観戦がさらに楽しくなること間違いなしですよ。
Mリーグのルールについて

麻雀というゲームは団体やお店・地方によって違いがあります。
ルールに合わせて打ち方が変わるのも麻雀の醍醐味。
ここではMリーグのルールはどのようなものかをお伝えします。
基本的なルール
Mリーグの基本的なルールはこちら。
- 東南戦の半荘戦。
- 喰いタン・後ヅケあり(アリアリ)の1翻しばり(2翻しばりなし)
- 25,000点持ち、30,000点返し。
余剰の20,000点はトップ者に加える。(オカという) - 順位点は1位+50,000点/2位+10,000点/3位−10,000点/4位−30,000点。
- 同点の場合は両者の順位点を合計して人数で割って加算。
- 一発・裏ドラ・カンドラ・カン裏ドラあり。
- 各種類の「5」に一枚ずつ赤ドラがある。
- 途中流局はナシ。(九種九牌・四風連打・4人リーチ等)
- 王牌は14枚、ハイテイ牌のカンはできない。
- オーラスの親のテンパイ止め・アガリ止めはなし。
- ハコ割れ終了なし。
- ダブロン・トリプルロンなし。(頭ハネになる)
- オープンリーチなし。
- フリテンリーチあり、リーチ後の見逃しもあり。
- 本場は1本につき300点。
- 30符4翻(子の7,700点・親の11,600点)は切り上げ満貫。
- 数え役満はなし。
- 暗カンのチャンカンは国士無双を含めできない。
- 役満のパオ(責任払い)はツモアガリ責任払い、放銃者がいた場合は折半払い。
(大三元・大四喜・四槓子の最後の大明カン)
Mリーグルールの特徴
Mリーグルールの特徴は順位点が大きいことです。
トップの場合にポイントが大きく加算されるため、最後までトップを狙った戦いが多くなります。
また赤ドラが入っているため高打点が狙いやすく、最後まで逆転の可能性が残りやすいのも特徴です。

Mリーグはネット麻雀と近い部分が多く、アマチュアにも馴染みがあるルール。
Mリーグルールと各団体との違い

Mリーガーはみんな各団体に所属している麻雀プロです。
各団体によりルールはそれぞれ異なります。
Mリーグルールと各団体のルールはどこが違うのか解説します。
最高位戦日本プロ麻雀協会との違い
まずは最高位戦日本プロ麻雀協会ルールとの違いから。
最高位戦からはドリブンズの園田選手やフェニックスの近藤選手らがMリーグで活躍しています。
- 最高位戦ルールにはオカがない。
(30,000点持ちの30,000点返し) - ウマは10,000点ー30,000点。
- 赤ドラはなし。
アリアリで一発・裏ドラ・カンドラ・カン裏ドラもあります。
Mリーグルールとの大きな違いは「オカ」がないこと・赤ドラがないことです。
日本プロ麻雀連盟との違い
次は日本プロ麻雀連盟公式ルールとの違いです。
連盟ではファイトクラブ・佐々木寿人選手や風林火山の二階堂亜樹選手らが活躍しています。
- 一発・裏ドラ・カンドラなし。
- 30,000点からの浮き沈み式順位点変動制。
- 赤ドラはなし。
- 切り上げ満貫なし。
一発や裏ドラがないため、運の要素が減り、手役を重視した打ち方になりやすいです。

Mリーグとはかなり違う印象があるわ。
なお連盟は2023年4月から公式ルールを変更しています。
それについてはMリーガーの二階堂姉妹がYouTubeでコメントしています。
日本プロ麻雀協会との違い
最後は日本プロ麻雀協会ルールとの違いです。
協会にはサクラナイツの堀選手やアベマズ・松本選手たちがいます。
赤ドラがない。
Mリーグと大きく違うのは、赤ドラがないことぐらいです。
オカや順位点など、ほとんどがMリーグに近いルールになっています。

協会はMリーグに近いルールです。
Mリーグルールはアマチュアにわかりやすい
今回はMリーグルールについて大まかなところと、Mリーグルールと各団体とのルールの違いをお伝えしました。
細かい部分はさらに違うところがありますが、Mリーグに近いルールは日本プロ麻雀協会で、Mリーグと大きく違うルールは日本プロ麻雀連盟です。
各団体で赤ドラが採用されていないのは運の要素が強く出るからだと思います。(多井選手や松ヶ瀬選手が所属するRMUは赤ドラを採用している)
Mリーグはトップの価値が大きいので、最後までトップを狙う打ち方になるのは見ていて面白いですね。
アリアリ・赤ドラ・一発・裏ドラのあるルールは、友達と麻雀を打つ場合に採用されている方がほとんどでしょう。
そう考えるとMリーグルールはアマチュアにわかりやすい、馴染みのあるルールだと言えます。

馴染みのあるルールだからこそ、Mリーグを見ると打ち方の勉強にもなりますよ。

ちなみネット麻雀ではラスを引くと大きな痛手になる場合が多いから、ラス回避を重視する打ち方が主流だけどね。
MリーグではMリーグルールに合わせた打ち方をトッププロが見せてくれます。
見ている側もルールを理解して、熱戦を楽しみましょう。
Mリーグ関連の記事は他にも用意しています。
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今回は以上です。

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