少年野球の審判、緊張しますよね。
特に野球未経験者が初めて審判をやるとなったらドキドキです。
最初は練習試合でお願いされることがほとんどですが、監督やコーチの方から「アウトかセーフだけでいいから」と気軽に言われても難しいもの…。
審判についてまだよくわからないけど、失敗したくないし、恥をかきたくない…。
そんな不安を少しでも解消してもらいたいと思い、この記事では筆者が少年野球で審判をした時の失敗談をお伝えします。
野球未経験の親が審判をしたときにどんな失敗をしたのか、これから審判をされる親御さんの参考にしてもらえれば嬉しいです。
自分も野球未経験で、審判をしたとき何度も失敗しました。
子どもが少年野球をしていると、監督やコーチから審判をお願いされることは覚悟しておきましょう。
そこで「無理です」と逃げているよりも、何度も経験して審判ができるようになれば、子どもやチームから感謝されるようになりますよ。
初めのうちはほぼ間違いなく失敗の経験をします。
それはみんな同じです。
ですが経験するたびに動きやルールもわかるようになり、自信を持ってジャッジできるようになってきます。
この記事の失敗談で審判への不安を少しでもなくして、公式戦は怖いけど練習試合なら大丈夫と言えるぐらいになってやりましょう。
野球未経験の親が少年野球で審判をしたときの失敗談
審判をしていて失敗したことはたくさんあります。
その中でも初期の頃にやってしまった、記憶に残る代表的なものを紹介します。
野球中継やゲームで大まかなルールはわかっていました。
野球未経験者の親が少年野球で審判をしたときの代表的な失敗はこちらです。
- あきらかな誤審をした
- 我が子を気にして全体のプレーを見ていなかった
- 自分の子にだけ厳しい判定をした
練習試合の2塁審が審判のデビューでした。
いつ審判をお願いされたの?
4年生以下の練習試合がある当日の朝。
午後からの試合で「今日はお父さんが少ないのでお願いします」って。
急にお願いされて対策はどうしたの?
すぐにスマホで検索して審判の立つ場所を勉強したよ。
緊張したし難しかったけど、何とか乗り切った感じかな。
練習試合の当日に審判をお願いされて、参考にしたサイトはこちらです。⇒塁審のやり方
失敗談①あきらかな誤審をした
審判に誤審は付き物です。
人がやっている以上、間違いは起こります。
少年野球のお父さん審判となれば尚更です。
しかしあきらかな誤審は審判の意味がありません。
今思い出してもあの時は酷かった…。
審判経験が2・3回目で、練習試合の1塁審をしている時です。
シュートゴロをファーストの選手がキャッチしましたが、あきらかにファーストの選手の足がベースから離れていました。
みんな見てるし、自分も見てわかっていたのに、なぜか「アウト」とコールしてしまったのです…。
自分でもなぜ「アウト」とコールしてしまったのかわかりません。
タイミング的にはアウトでしたが大きなミスでした。
低学年の練習試合で揉めることもなく助かりましたが「もしこれが公式戦だったら…」と怖くなりました。
あのプレーでしっかり見て・ひと呼吸おいてからジャッジする大切さがわかりました。
なんとなくでジャッジをしていたのかもしれません…。
失敗談②我が子を気にして全体のプレーを見ていなかった
公式戦で自分のチームの審判をすることはまずありませんが、練習試合は自分のチームをジャッジすることが多いです。
試合中、親としては我が子のプレーが気になるもの。
ですが審判をしている時は我が子のプレーより全体のプレーを見なければいけません。
この失敗は子どもがまだ試合経験が浅い時にしてしまいました。
1塁の塁審をしている時です。
ノーアウト・ランナー1塁で我が子がバッターボックスに…。
盗塁や送りバント・エンドランなど、ベンチから色んなサインが出ると想像できます。
我が子はベンチからのサインを見ているが「本当にわかっているのかな?」と不安になりながら見ていました。
そしてプレーが始まり、我が子ばかり気にしていると、ファーストにピッチャーから牽制球が…。
…全く見ていませんでした。
ですが幸いにもランナーのリードが小さく、すぐに帰塁していたので、とっさに「セーフ」とコール。
冷や汗が大量に出たのは言うまでもありません。
何事もなくて助かりましたが、この時に審判中は我が子を気にしてはいけないと思いました。
我が子が心配でも審判をしている時は気にしちゃダメですね。
失敗談③自分の子にだけ厳しい判定をした
他の子に比べ自分の子には厳しい目で見てしまうのも、少年野球の親あるあるでしょう。
審判をしている最中はみんな平等に見ているつもりでも、実際は知らぬ間に自分の子にだけ厳しい判定をしていたことがあります。
あとから自チームのコーチやお父さん方に指摘されそのことを知りましたが「我が子にだけ厳しすぎですよ」と笑われた経験が…。
塁審の経験も何度かさせてもらい、練習試合で初めて主審を任されたときのことです。
主審ということでいつもより緊張しながら、必死でストライク・ボールの判定をしていると、3番手のピッチャーとして我が子がマウンドに…。
「我が子だからって甘い判定はしないでおこう」
そう思っていたのが裏目に出たのか、カウントがボール先行…。
真ん中付近の球を豪快に打たれていました。
試合は自チームがサヨナラ勝ちしましたが、我が子は不満そう…。
試合後、コーチやお父さん仲間から「我が子にはストライクゾーンが厳しいですね。しっかりストライクを投げていましたよ。」と笑いながら指摘されました。
家に帰って「父ちゃんの判定はおかしい」と子どもから怒られてしまった苦い経験を今でも覚えているし、今でも子どもはオヤジの主審を心配そうにしています。
平等に見ていたつもりでも、どこか厳しい目で見てしまっていたのかも…。
何度も審判を経験して思うこと
子どもが少年野球をやりだして約3年が過ぎました。
何度も審判の経験をさせてもらい、練習試合では緊張をすることもなくジャッジできるようになりました。
何度も審判の経験をして思うことは、やってみないと何もわからないということです。
審判を初めてやるときはみんな不安です。
野球未経験の方はルールも曖昧で尚更だと思います。
ですが、今ちゃんと審判が出来ている人も、みんな最初は緊張して不安でした。
最初から完璧にできる人はいません。
誰でも失敗はするものです。
ですがそれをバネに、良いジャッジができるようになればいいだけのこと。
良いジャッジができるようになるには勉強も大切ですが、やはり何度も経験することが一番です。
何度も何度も審判を経験して自信をつけていく以外に方法はありません。
「野球未経験だから」とか「誰かがやってくれるだろう」ではなく、練習試合であれば積極的に審判をしていくことが、チームや我が子にとって喜ばれることになるでしょう。
やってみないと何もわかりません。
子どもが少年野球を始めたら、早めに練習試合で審判を経験することをおすすめします。
怖がらずに何度も経験することが一番です。
審判を勉強するために筆者が購入した本はこちらです。
経験することが一番ですが、本を読みながらイメージトレーニングするのもいいでしょう。
審判はやりたくないけどやるしかない
野球未経験者の親が少年野球で審判をした時の失敗談をお伝えしました。
正直なところ、審判をしなくてもいいのならやりたくないですよね。
しかし野球人口が少なくなってきているこの時代、審判をする親の数も減っています。
周りの親御さんは審判をしているし、自分だけ審判をしないわけにもいかない…。
誰もいないなら、やりたくないけどやるしかありません。
子どもが少年野球を頑張ると決めたのなら、親も頑張りましょう。
親の頑張っている姿を見て、子どもも成長します。
筆者も「フォーメーションをしっかり理解していなかった」「ボールデッドの打ち合わせをしていなかった」などのミスは最近でもしてしまいます。
練習試合ならそこまで怖がる必要もありません。
審判は経験することが一番です。
何度も経験して、子どもと一緒に親もレベルアップしていきましょう。
どうしても審判がイヤだと言う方は、野球チームではなく野球教室という手を検討してみてはいかがでしょうか?
野球教室・ポルテなら保護者の負担になることは一切なしというメリットもあります。
今回は以上です。
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