少年野球の親は大変ですよね。
送迎・準備・片付け・お茶当番・行事など…。
子どもの応援はするけど、仕事もあるし手伝いを極力したくないと思っている親御さんはたくさんいます。
それでも我が子のため、チームのために頑張る親御さんがほとんどです。
そして親御さんたちの温度差からトラブルが発生してしまうこともしばしば…。
少年野球の親はやることも多ければ、悩むことも多く、自分は親として大丈夫なんだろかと心配になるときはありませんか?
自分も野球をしている子を持つ親として、考えさせられる毎日です。
この記事では少年野球でダメな親とはどんなタイプなのかをお伝えし、トラブルになりやすい嫌われてしまう親の特徴5選を紹介します。
監督やコーチの方、周りの親御さんの意見を参考に作った記事になります。
この記事を読めば自分が少年野球のダメな親にならず、チーム内や保護者の間でも嫌われにくくなり、親としての不安が解消されるでしょう。
ちょっとでも悩みや不安をなくして、親のストレスが減るようになれば幸いです。
少年野球でダメな親は誰にでもなってしまう可能性がある
結論、少年野球でダメな親とは子どもの事を考えていない人です。
「そんな親はいない」と思うでしょう。
そんなことはありません。
自分は子どものことを考えているつもりでも、実際は考えていないと思われる行動をしている人がいます。
代表的なものはこちらです。
- 子どもに期待し過ぎる
- 子どもの野球に無関心
- 全てが人任せ
この3つのどれかに該当する親は子どもが困ります。
むしろダメな親には誰でもなってしまう可能性があると思っている方がいいです。
子どもの今後の成長にも影響する可能性があるので気を付けましょう。
コーチやお父さん仲間たちと話をしていて、この考えになりました。
自分はダメな親と責めないようにしてください。
子どもに期待し過ぎる
子どもに期待する気持ちはよくわかります。
頑張ってほしい・うまくなってほしい・試合で活躍してほしい…そう思うのは親として当然です。
ですが、子どもに期待し過ぎるのはよくありません。
子どものプレッシャーになりますし、結果の出ない子どもに厳しく接するようになったりします。
- 親もコーチや当番で頑張っているのに…
- 仕事の休みを潰して野球に協力してるのに…
結果の出ない子どもに対して、厳しい気持ちになりがちです。
ですが、子どもなりに成長している部分はあるはずです。
そこを見つけてあげましょう。
自分の子は全然ダメで他の子が輝いて見えるときはありますが、それは隣の芝生は青く見えるというもの。
我が子を思うあまり、期待し過ぎて悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
子どもの野球に無関心
子どもの野球に無関心な親御さんもいらっしゃいます。
「子どもは子どもだから」
それも大事なことですが、子どもは好きなことを一生懸命に頑張っています。
- 話を聞いてほしい
- 練習の成果を見てほしい
- ちょっとぐらい褒めてほしい
そう思わない子どもはいません。
仕事の都合もありますから、少年野球を必死で手伝えとは言いません。
しかし、試合の時はたまに見に行ってあげたり、練習から帰ってきたら感想を聞いてあげるなり、子どもの野球に興味を持ってあげましょう。
子どもは喜んでこれからも頑張ろうと思う気持ちになりますよ。
全てが人任せ
何から何まで人任せな親御さんもダメな親と言えます。
少年野球はやることが多いです。
試合・練習・準備・片付け・お弁当・洗濯・行事など…。
監督・コーチだけでなく親御さんの協力なしでは少年野球は成り立ちません。
全てを子どもたちだけでやることは不可能です。
- チームに預けてるから
- 親はノータッチだから
子どもも頑張っていますから、親も一緒に頑張れるところは頑張りましょう。
練習帰りの子どもに栄養のあるものを食べさせてあげないと、成長もしにくいし疲れも取れません。
子どものためにも出来る範囲で協力してあげましょう。
少年野球で嫌われてしまう親の特徴5選
少年野球では親同士のトラブルも絶えません。
理由は様々ですが、些細なことがきっかけで関係がギクシャクしたりすることも…。
100%親の全員が仲良しチームは珍しいものです。
ここでは少年野球で嫌われてしまう親の代表的な特徴5選を紹介します。
- チームに全く協力しない人
- 我が子の事しか考えていない人
- 口出しし過ぎる人
- 否定や文句ばかり言う人
- 連絡を返さない人
嫌われてしまうには理由があります。
紹介することが原因で大きなトラブルを起こしてしまう人も…。
チームに全く協力しない人
チームに全く協力しない人は嫌われやすいです。
これが一番トラブルの原因になりやすいことでもあります。
少年野球には保護者の協力が不可欠です。
グラウンドの準備や整備・熱中症やケガをした時の応急処置・送迎の車(他の子と乗り合わせ)など…。
昔と違い、お茶当番などの保護者に負担となることが少ないチームも増えてきましたが、保護者の協力がないと厳しいチームがほとんどです。
- あの子の親は何もしない!
- たまにはちょっとぐらい手伝ったらどうなの?
- ウチばっかり色々やって不公平だ!
こんな声は続々と聞こえてきます。
仕事やプライベートの都合もあるでしょう。
周りの保護者の方も「毎回全力でチームに協力しろ」とは誰も思ってはいません。
たまにでいい・できるときでいい・ちょっとでいいから、チームに協力しましょう。
それだけで嫌われる可能性がグッと減ります。
我が子の事しか考えていない人
言うまでもなく野球はチームでやるものです。
仲間がいないと野球はできません。
そんな中で我が子の事しか考えていない人は嫌われやすいです。
親として我が子が気になる気持ちはわかります。
ですが自分の子どもばかりを気にするのは良くありません。
チームとして他の子のことも考えてあげましょう。
他の子も我が子と同じように接してあげることで嫌われなくなります。
口出しし過ぎる人
少年野球には監督やコーチがいます。
野球経験者は自身の経験から色々と教えたくなるものですが、指導や教えは基本的に監督とコーチにお任せしましょう。
監督やコーチと違う教えをしてしまうと、子どもが混乱します。
チームに子どもが入った以上は、練習や試合のメンバーも監督やコーチが決めるもの。
練習内容や試合のスタメン・采配に納得できない時もあるでしょう。
どうしても気になるときに相談するのは良いと思いますが、あまり口出しをしないほうが無難です。
口出しし過ぎる人は監督やコーチだけでなく、他の親御さんからも煙たがられます。
どうしても気になる時にだけにした方がいいです。
タイミングや言い方も重要よね。
否定や文句ばかり言う人
チームの方針に不満や疑問が出てくることはあります。
監督やコーチの事を保護者内で否定したりや文句を言いたくなる時はありますよね。
気持ちはわかりますし、たまにはいいと思います。
それが親御さんの息抜きにもなります。
ですが中には度を越えて、口を開けば否定や文句をずっと言う人も…。
話を聞く方としては疲れますよね。
保護者の中で否定や文句は盛り上がりやすい内容ですが、嫌われないためには程々にして、前向きな意見も言うようにしましょう。
連絡を返さない人
仕事でもプライベートでも連絡をして返事が返ってこない人はムッとしますよね。
少年野球も例外ではありません。
意外と連絡が多いのも少年野球の特徴です。
出欠の確認・行事の連絡・担当の確認など…。
返事が必要な連絡に対しては必ず返すのは当たり前ですが、早めに返事をするように心がけましょう。
忙しくて連絡の返し忘れも時にはありますが、もし返事のないことが続いてしまうとイライラされて嫌われてしまいますよ。
子どもと親は分けて見てあげる
少年野球では色んな保護者の方と接点を持つようになります。
なかにはどうしても自分と相性が合わない人もいるでしょう。
それは仕方ありません。
親同士が無理に仲良くなる必要もなく、距離を保ってうまく付き合いを続けていくことが大切です。
ですが、子どもは別問題。
子どもは一生懸命に野球を頑張っています。
チームに協力的ではない親の子でも、嫌われることばかりする親の子でも、子どもと親は分けて見てあげましょう。
どんな子でも平等に接して、できたことは褒めてあげる、わからない部分は教えてあげる。
それがチームのためであり、我が子のためにもなります。
親の仲が悪いからって、子どもにも態度を変えるのは良くないです。
子どもと一緒になって頑張ることが理想
年々野球人口が減っている厳しい中、少年野球は続きます。
各家庭に事情があり、大変な状況でも子どものために親も頑張っている家庭がほとんどです。
チームに協力的な親もいれば、ほとんど協力できない親もいます。
ただ変わらないのは、子どもは野球を頑張っているということです。
子どもが頑張っている以上、親も頑張りましょう。
親が子どもと一緒になって頑張ることが理想だと考えます。
親子の頑張りの先に、子どもの結果が出れば喜びもひとしおです。
無理はしなくていい・出来る範囲で良い・少しでもいいから、忙しくても子どもと一緒に親も頑張りましょう。
少年野球に関する記事は他にも書いています。
親の負担がどうしても苦になるという方は、チームではなく野球教室も選択肢としてあります。
ポルテなら親の協力は一切なしというメリットもあります。
今回は以上です。
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