麻雀界の最高峰「Mリーグ」
Mリーグは2024-25で7シーズン目を迎え、Mリーグの熱狂はどんどん大きくなっています。
しかし最近Mリーグを知って、見始めた方もいると思います。
そしてMリーグ中継を見ていると過去の事が知りたくなった人もいるでしょう。
中にはこんな疑問をお持ちの方も…。
気になりますよね。
この記事ではMリーグ歴代優勝チーム&歴代MVPなど個人タイトルを一覧で用意しました。
さらに優勝&タイトルの過去トップ3を紹介しています。
初年度からMリーグ見続けて、印象的に残っているところも書いています。
最近Mリーグ見始めた方も、昔からMリーグを楽しんでいる方も、過去のMリーグを知れば今のMリーグがさらに面白くなること間違いなしですよ。
※Mリーグは開始当初「2018シーズン」と単年で表されていました。ですが途中から「2022‐23シーズン」のように変更になったため、全て現在の表記でお伝えします。
Mリーグ歴代優勝チーム&個人タイトル一覧
Mリーグ歴代優勝チームと個人タイトルの一覧です。
Mリーグの選手についてはこちらの記事をどうぞ。
過去のメンバーや歴代の選手入れ替えについてはこちらの記事をご覧ください。
歴代優勝チーム一覧
歴代優勝チームの一覧です。
シーズン | 優勝チーム |
2018‐19 | 赤坂ドリブンズ |
2019‐20 | U-NEXT Pirates |
2020‐21 | EX風林火山 |
2021‐22 | KADOKAWA サクラナイツ |
2022-23 | 渋谷ABEMAS |
2023-24 | U-NEXT Pirates |
過去6シーズンでパイレーツのみ2回優勝をしています。
まだ優勝を経験していないチームもあるわ。
歴代個人タイトル一覧
歴代個人タイトル一覧です。
個人タイトルは「MVP(個人スコア)」「最高スコア」「4着回避率」があります。
シーズン | MVP(個人スコア) | 最高スコア | 4着回避率 |
2018‐19 | 多井 隆晴 | ※(茅森 早香) | 滝沢 和典 |
2019‐20 | 魚谷 侑未 | 魚谷 侑未 | 近藤 誠一 |
2020‐21 | 佐々木 寿人 | 佐々木 寿人 | 小林 剛 |
2021‐22 | 瑞原 明奈 | 伊達 朱里紗 | 多井 隆晴 |
2022-23 | 伊達 朱里紗 | 黒沢 咲 | 勝又 健志 |
2023-24 | 鈴木 優 | 鈴木 たろう | 伊達 朱里紗 |
※2018‐19シーズンに最高スコアの成績がなく、平均打点で記録が残っています。
MVPが出たチームは優勝していないというジンクスがありましたが、2023-24シーズンにそのジンクスを破りました。
伊達選手は個人タイトルを全て制覇しているわね。
歴代優勝チームトップ3
ここからは歴代優勝チームのトップ3を紹介します。
2018‐19シーズン
チーム名 | |
優勝 | 赤坂ドリブンズ |
2位 | EX風林火山 |
3位 | 渋谷ABEMAS |
Mリーグ初年度。
レギュラーシーズンは4位とギリギリで通過したドリブンズの3名(園田・村上・たろう)が、ファイナルで大爆発して優勝。
まだこの時にセミファイナルはなかった。
最初は入場シーンやユニフォーム姿で打っていることが新鮮でした。
2019‐20シーズン
チーム名 | |
優勝 | U-NEXT Pirates |
2位 | セガサミーフェニックス |
3位 | 渋谷ABEMAS |
サクラナイツが新規参入した2年目。
セミファイナルが導入された。
ファイナル最終日、パイレーツとフェニックスの息詰まる戦いを、石橋・小林のリレーでパイレーツが制した。
最終戦のオーラス、逆転優勝のかかるリーチを祈るようにツモるフェニックス・魚谷選手に胸が熱くなりました。
最後に麻雀ロボのコバゴーが牌を落とす珍しいシーンもあったわね。
ちなみに伝説の「西」(黒沢選手の四暗刻単騎)が生まれたのはこのシーズンです。
あれから「西」といえば内川選手になっているわね。
2020‐21シーズン
チーム名 | |
優勝 | EX風林火山 |
2位 | KADOKAWA サクラナイツ |
3位 | 渋谷ABEMAS |
Mリーグ3年目。
風林火山の勝又がポストシーズンで大爆発。
アベマズ・多井はファイナルで魂の5連投をするも、風林火山・勝又の前に敗れた。
フェニックス・近藤選手の超劇的な倍満ツモはこのシーズンです。
あの一局は鳥肌がすごかった…。
なおこのシーズンのファイナル最終戦で「目無し問題」が巻き起こりました。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
→Mリーグにおける目無し問題について
2021‐22シーズン
チーム名 | |
優勝 | KADOKAWA サクラナイツ |
2位 | セガサミーフェニックス |
3位 | 渋谷ABEMAS |
Mリーグ4年目。
サクラナイツは体調を理由に沢崎がファイナルシリーズを欠場。
沢崎の意志を継いだ3人(内川・岡田・堀)が優勝を飾った。
ファイナル最終戦、フェニックス・近藤が逆転優勝のリーチをかけるも、アガリ牌は山になく、サクラナイツ・堀が勝負を制した。
ちなみに堀は足の怪我のため優勝シャーレを掲げられなかった。
沢崎さんに何としても優勝を届けるんだって気迫があったよ。
勝利者インタビューのサクラブレードが沢崎さんのポーズだったしね。
2022-23シーズン
チーム名 | |
優勝 | 渋谷ABEMAS |
2位 | KONAMI 麻雀格闘倶楽部 |
3位 | TEAM雷電 |
Mリーグ5年目。
初年度から4シーズン連続で3位だった渋谷ABEMASが悲願の初優勝を飾った。
レギュラーシーズンは日向の活躍で通過し、白鳥・松本はポストシーズンで大活躍。
エース・多井はレギュラーシーズンで苦しむも、ファイナルで抜群の安定感を発揮した。
雷電は前年マイナス1200ポイントの屈辱から3位入賞。
ファイトクラブも5年目にして初の入賞となった。
5年目にしてMリーグの主人公チームがついに頂点に!
完全に多井さん頼みのチームじゃなくなったわね。
パイレーツ・仲林選手の国士無双が頭ハネされるという珍しいシーンもありました。
2023-24シーズン
チーム名 | |
優勝 | U-NEXT Pirates |
2位 | 赤坂ドリブンズ |
3位 | KADOKAWA サクラナイツ |
BEAST Japanext(ビーストジャパネクスト)が9チーム目として新たに参入した6年目。
U-NEXT PiratesがMリーグ初となる二度目の優勝!
さらにレギュラー・セミ・ファイナル、全て1位という完全優勝を成し遂げる!
レギュラーシーズンでは887.6ポイントを獲得する圧倒的な強さ。
ファイナルでは4選手が4ゲームずつ出場し全員がプラス、まさにチーム一丸で掴み取った優勝。
最終戦は3位争いに注目が集まり、風林火山・勝又vsサクラナイツ・堀の勝負はサクラナイツに軍配が上がった。
パイレーツがチームの目標「圧倒的に勝つ」を見事に達成!
アベマズがファイナル進出を初めて逃すというシーズンに…。
Mリーグ初の役満が出なかったシーズンになりました。
Mリーグの役満についてはこちらの記事をどうぞ。
→Mリーグでの役満一覧!パオやダブル役満は?名場面の紹介とMリーグの役満について
歴代個人タイトルトップ3
ここからは歴代個人タイトルのトップ3です。
MVP(個人スコア)
MリーグにおけるMVPはレギュラーシーズンの個人スコアになります。
2018‐19シーズン
選手(チーム) | ポイント | |
1位 | 多井 隆晴(アベマズ) | 476.3 |
2位 | 滝沢 和典(風林火山) | 314.8 |
3位 | 佐々木 寿人(格闘倶楽部) | 228.3 |
初年度はアベマズ・多井選手がMVP。
ドラフト1位の期待に応えました。
多井選手は初年度から4年連続+200ポイント越えの偉業を達成してるわ。
2019‐20シーズン
選手(チーム) | ポイント | |
1位 | 魚谷 侑未(フェニックス) | 451.4 |
2位 | 村上 淳(ドリブンズ) | 366.7 |
3位 | 近藤 誠一(フェニックス) | 332 |
準優勝したフェニックス・魚谷選手がMVP。
魚谷選手はこの年、レギュラー・セミファイナル・ファイナルの全てでプラスポイントしてるわ。
2020‐21シーズン
選手(チーム) | ポイント | |
1位 | 佐々木 寿人(格闘倶楽部) | 494.1 |
2位 | 内川幸太郎(サクラナイツ) | 468.7 |
3位 | 小林 剛(パイレーツ) | 337.5 |
3年目は佐々木寿人選手が魔王の異名通りに大暴れ。
内川選手のプラスポイントでMVPになれないのは悔しいでしょうね。
2021‐22シーズン
選手(チーム) | ポイント | |
1位 | 瑞原 明奈(パイレーツ) | 440.6 |
2位 | 沢崎 誠(サクラナイツ) | 399.7 |
3位 | 滝沢 和典(格闘倶楽部) | 294.2 |
4年目はパイレーツ・瑞原選手がサクラナイツ・沢崎選手とのデッドヒートを制してMVP。
レギュラー最終日に両者が激突して、沢崎さんが瑞原さんに「おめでとう」って握手した姿は泣けるわ。
2022-23シーズン
選手(チーム) | ポイント | |
1位 | 伊達 朱里紗(格闘倶楽部) | 320.2 |
2位 | 本田 朋広(雷電) | 306.9 |
3位 | 瑞原 明奈(パイレーツ) | 270.3 |
大混戦となったMVPレース、栄冠に輝いたのは伊達選手でした。
偶然にも上位3名は開幕日に同卓してたのよ。
その時は伊達選手が役満(四暗刻)をアガってたわ。
2023-24シーズン
選手(チーム) | ポイント | |
1位 | 鈴木 優(パイレーツ) | 437.7 |
2位 | 勝又 健志(風林火山) | 404.2 |
3位 | 瑞原 明奈(パイレーツ) | 378.4 |
シーズン中に過去最高の5連勝を達成した優選手がMVP!
しかも最終戦に連投連勝の劇的な大逆転!
4位にも仲林選手でパイレーツは圧倒的な強さだったわね。
最高スコア
歴代最高スコアのトップ3です。
一試合での最高点数で決まります。
なお歴代最高スコアは2023-24シーズン・2月26日の試合でドリブンズの鈴木たろう選手が112,800点を記録しています。
2018‐19シーズン
初年度に最高スコアのタイトルはなく、平均打点トップ3を紹介します。
選手(チーム) | 点 | |
1位 | 茅森 早香(フェニックス) | 7,873 |
2位 | 鈴木 たろう(ドリブンズ) | 7,638 |
3位 | 滝沢 和典(風林火山) | 7,414 |
初年度はフェニックス・茅森選手が平均打点でトップに。
打点女王と呼ばれるのもわかるわね。
2019‐20シーズン
選手(チーム) | 点 | |
1位 | 魚谷 侑未(フェニックス) | 94,400 |
2位 | 沢崎 誠(サクラナイツ) | 92,100 |
3位 | 瀬戸熊 直樹(雷電) | 82,100 |
フェニックス・魚谷選手がMVPとのダブル受賞。
この年は魚谷選手が輝きまくってたわね。
2020‐21シーズン
選手(チーム) | 点 | |
1位 | 佐々木 寿人(格闘倶楽部) | 94,000 |
2位 | 堀 慎吾(サクラナイツ) | 92,900 |
3位 | 黒沢 咲(雷電) | 81,300 |
ファイトクラブの寿人選手がMVPとダブル受賞。
まさに魔王で手がつけられなかったわね。
2021‐22シーズン
選手(チーム) | 点 | |
1位 | 伊達 朱里紗(格闘倶楽部) | 105,500 |
2位 | 朝倉 康心(パイレーツ) | 102,400 |
3位 | 松本 吉弘(アベマズ) | 80,200 |
ファイトクラブ・伊達選手がMリーグ1年目にしてタイトルを獲得。
10万点越えトップはMリーグ初の快挙でした。
2022−23シーズン
選手(チーム) | 点 | |
1位 | 黒沢 咲(雷電) | 112,700 |
2位 | 茅森 早香(フェニックス) | 90,000 |
3位 | 園田 賢(ドリブンズ) | 84,100 |
セレブ・黒沢選手が11万点越えの特大スコアを出しました!
南場の黒沢選手の親番は脅威の10本場まで続いたわ。
2023-24シーズン
選手(チーム) | 点 | |
1位 | 鈴木 たろう(ドリブンズ) | 112,800 |
2位 | 瀬戸熊 直樹(雷電) | 90,500 |
3位 | 鈴木 大介(ビースト) | 84,400 |
ゼウス・たろう選手が100点差で歴代最高スコアを更新!
Mリーグでは苦しむことが多かったたろう選手が「らしい麻雀」を見せて大爆発!
4着回避率
ここからは4着回避率のタイトルの歴代トップ3です。
麻雀においてラスを引かないことも重要。
チームで戦う長期のリーグ戦はなおさらです。
2018‐19シーズン
選手(チーム) | ||
1位 | 滝沢 和典(風林火山) | 0.90 |
2位 | 二階堂 亜樹(風林火山) | 0.88 |
3位 | 多井 隆晴(アベマズ) | 0.85 |
勝又 健志(風林火山) | 0.85 |
風林火山・滝沢選手が初年度の4着回避率トップ。
風林火山の3名が全員トップ3に入ってて安定感抜群だったわね。
2019‐20シーズン
選手(チーム) | ||
1位 | 近藤 誠一(フェニックス) | 0.9545 |
2位 | 小林 剛(パイレーツ) | 0.9333 |
3位 | 村上 淳(ドリブンズ) | 0.8519 |
準優勝のフェニックス・近藤選手が受賞。
この年のタイトルはフェニックスイヤーね。
優勝できなかったのが悔やまれる…。
2020‐21シーズン
選手(チーム) | ||
1位 | 小林 剛(パイレーツ) | 0.9677 |
2位 | 松本 吉弘(アベマズ) | 0.8519 |
3位 | 村上 淳(ドリブンズ) | 0.8462 |
魚谷 侑未(フェニックス) | 0.8462 |
パイレーツの船長・小林選手が受賞。
パイレーツはシーズン途中から一日一回は小林選手が出る「一日一剛」作戦を決行しました。
たくさん試合に出てるのにラスを全然引かないのだから驚異的よね。
2021‐22シーズン
選手(チーム) | ||
1位 | 多井 隆晴(アベマズ) | 0.9600 |
2位 | 白鳥 翔(アベマズ) | 0.9130 |
3位 | 瑞原 明奈(パイレーツ) | 0.9048 |
アベマズ・多井選手が初年度MVP以来のタイトルを獲得。
強すぎて麻雀星人と呼ばれちゃうのもわかるわ…。
2022−23シーズン
選手(チーム) | ||
1位 | 勝又 健志(風林火山) | 0.9130 |
2位 | 鈴木 優(パイレーツ) | 0.8750 |
3位 | 日向 藍子(アベマズ) | 0.8571 |
軍師・勝又選手が抜群の安定感を見せました。
勝又選手はすごく勝ってるイメージがあるけどこれが初タイトル。
2023-24シーズン
選手(チーム) | ||
1位 | 伊達 朱里紗(格闘倶楽部) | 0.9000 |
2位 | 鈴木 優(パイレーツ) | 0.8889 |
3位 | 高宮 まり(格闘倶楽部) | 0.8800 |
伊達選手がMリーグ加入初年度から3年連続でタイトルを獲得!
伊達選手は史上初の個人タイトル全制覇ね。
まとめ
Mリーグの歴代優勝チームと個人タイトルを紹介しました。
Mリーグは6シーズンを終え、パイレーツが2回の優勝・伊達選手が個人タイトルを全て獲得しているなど、さまざまな記録ができています。
今後はどんな記録ができ、どんなジンクスを打ち破るのか…。
麻雀界最高峰のMリーグは今後も続いていきます。
時には過去を振り返りながら、今のMリーグを楽しんでいきましょう。
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ABEMAプレミアムについては記事も書いています。
今回は以上です。
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