雀魂をプレイしているとこれまでの成績が数値として見ることができますよね。
ですがプレイ歴の浅い方はこんな疑問があるのではないでしょうか。
気になりますよね。
この記事では雀魂における数値について、目安や重要な数値・見るべきポイントを解説します。
麻雀歴20年以上、雀魂もずっとプレイしていますよ。
各数値の平均や目安を載せていて、筆者のアカウントも実際に載せて解説していますから参考にしていってください。
数値はこれまでの自分の結果です。何も知らずに打ち続けるより、自分を知り、弱点を改善することによって成績の向上も期待できますよ。
雀魂の数値について
雀魂では自分・友人・同卓者(対局中のみ)のこれまで残してきた数値を見ることができます。
一位率や対戦数はそのままの意味ですが、初心者には何を表しているかわからない部分もあるでしょう。
まずそれぞれ数値について解説します。
飛び率
「飛び」とは持ち点が0点以下になってゲームが終了してしまうことです。
つまり飛び率とは持ち点が0点以下になってしまう確率のことを言います。
和了巡数
和了巡数はこれまでにアガった時の巡数の平均です。
四麻における配牌の平均は3.5シャンテン・12巡目でアガるのが平均と言われています。
目安としては12.5を超えるとアガリが遅い方で、12を切るように目指すと良いでしょう。
和了率
和了(ホーラ)率はアガる割合のことです。
どれぐらいの確率でアガるのかわかり、この数値が高いと攻撃力が高いと言えます。
和了率は四麻だと20〜23%・三麻だと28〜31%ぐらいが目安になってきます。
ただ和了率が高くても放銃が多いとバランスが悪く、雀魂の段位戦で好成績を残し続けるのは厳しいため、和了率のみを見るのではなく放銃率とセットで確認するようにしましょう。
和了率と放銃率は一緒にチェック。
ツモ率
ツモでアガった時の割合です。
上級者が多いと不用意な放銃が減るため、ツモ率が高くなっていきます。
最初のうちはあまり気にしなくていい数値と言えるでしょう。
放銃率
自分が誰かに振り込んでしまった(放銃してしまった)割合です。
低い数値が良いのは間違いないですが、放銃をしない人はいないので、高くなりすぎないようだけ注意しましょう。
放銃率の目安は四麻では15%を超えると放銃が多いといえ、目標は10%程度に抑えること。
三麻では13〜15%が好ましいでしょう。
なお和了率が上がれば放銃率も上がりやすくなります。
必要以上に放銃を怖がることはありませんが、無理に攻めすぎないことも大切です。
なるべく放銃は避けるようにしないとね。
副露率
副露(フーロ)率は鳴き仕掛け「ポンやチー」をした割合です。
リーチ主体の門前派は低くなり、積極的参加していく人や空中戦を得意とする人は高くなります。
四麻では30%が目安になるでしょう。同卓者の方が40%を超えるようなら、鳴き仕掛けを多用するスピード重視の相手かなと想像できます。
副露率は和了率とセットで見るようにして、和了率・副露率が共に低すぎるようなら、鳴き仕掛けの練習をしてみるのも手です。
立直率
立直(リーチ)率は対局中に立直した割合です。
同卓者の立直率が低すぎると思った場合は、そのプレイヤーのヤミテンには注意した方がいいでしょう。
ですが最初のうちはあまり気にしないでいいと思います。
重要な数値と見るべきポイント
どの数値が何を表しているかがわかった上で、どの数値を重視するのか・見るべきポイントはどこなのか解説します。
まず抑えるべきことはこちらです。
- 対局数を見る
少ない対局数はブレが大きく、あまり参考にならない。 - 四麻の場合
『和了率ー放銃率=10%以上』
数値的に一番バランスがいい打ち方と言われる。 - 三麻の場合
『和了率ー放銃率=15%以上』
放銃率15%未満で和了率28%以上が目安。
重要視したい数値
雀魂の数値を見る上で重要視したい数値は対局数・和了率・放銃率です。
対局数はこれまで何局を打ってきたのかがわかります。この数値が低いと数値がアテになりません。10や20では数値はすぐに変わります。対局者を見る場合は最低でも500〜1000近くはないと参考にならないと言えるでしょう。
和了率・放銃率は『和了率ー放銃率=10%以上』(三麻の場合は『和了率ー放銃率=15%以上』)を覚えておいて、自分がこの数値になっているならバランスよく打てていると思っていいでしょう。ただ和了率・放銃率とも、平均より突出している場合は、長期で見ると雀魂で好成績を出すのは厳しいと思います。
見るべきポイント
雀魂の段位戦はラス(四位)を引くとポイントが大きく減ることになります。
麻雀は4人(三麻なら3人)でやるゲームですから、勝てる(一位)確率は25%です。75%は勝てない(負けることの方が多い)ということをまず理解しましょう。
勝てないなら、大きくポイントを減らさないためラス(四位)にならないことが重要です。
そのために無駄な放銃を少なくしラス率を下げるようにしましょう。
見るべきポイントは放銃率が高くなりすぎていないか、『和了率ー放銃率=10%以上』(三麻なら『和了率ー放銃率=15%以上』)ができているかになります。
数値の上ブレ・下ブレはありますが意識して、長期で実践することが成績向上になるでしょう。
筆者の数値で具体的に解説
筆者のとあるアカウントでの成績を紹介し解説します。
四麻・半荘戦
まず四麻・半荘戦の成績です。
まず見るところは対局数です。まだ100局しか打っていないからあまり参考にならないと判断できます。
その中でも『和了率(22.1%)ー放銃率(13.52%)=8.58』で10%を切っているので、放銃が多めのバランスが悪いタイプと言えるでしょう。
ちなみにこのアカウントは雀傑3のレベルです。四位率の低さでカバーしているといったところでしょうか。
パッと見てあまり参考にならない数値と判断できます。
三麻・半荘戦
次は三麻・半荘戦の成績です。
上記の四麻・半荘戦は100しか対戦数がありませんでしたが、こちらは900あります。データとしては四麻より信頼性があると言えます。
そして『和了率(29.52%)ー放銃率(13.90%)=15.62』になります。
三麻は『和了率ー放銃率=15%以上』がバランスよく打てている数値としてみることができるので、まずまずの成績と言えるでしょう。
ちなみにこのアカウントでは雀豪2のレベルです。
相手が強くなるにつれて成績も悪くなるわ。
「雀傑」や「雀豪」など雀魂のランクについてはこちらの記事をどうぞ。
まとめ
雀魂で見れる数値について、重要な数値と見るべきポイントを解説しました。
雀魂は続けていると理不尽だと感じることも多いでしょう。
しかしそれは雀魂に限らず麻雀とはそういうゲームです。
勝つ日は自然と何もかもがうまくいきますし、負ける時はどんな最善を尽くしても負ける…。
数値はあくまで補助的な参考に使うのがいいと思いますが、自分がこれまで積み上げてきたものが見れるのは楽しいものです。
雀魂の楽しみ方の一つとして数値にこだわるのもいいかも知れませんね。
いつかみなさんと雀魂で対戦できる日を楽しみにしています。
雀魂の記事は他にも書いています。
今回は以上です。
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