我が家には小学3年生(8才)の息子がいます。
野球が大好きで、ずっと野球のことばかりで遊んでいる子どもです。
午前中は少年野球の試合。
— ピロリ@自由気ままなブロガー (@pirori_kin_0614) April 9, 2022
試合後は野球の練習。
家に帰ったらでゲームで野球。
ゲームの後は野球盤。
息子は野球以外のことを知らないようです。
今は2才の妹に本気で野球盤を教えてるけど、さすがにまだ無理ちゃうかな… pic.twitter.com/G2lc48WFCO
先日から歯列矯正がスタートしました。
最初は上あごに急速拡大装置を装着することになり、装着した感想を聞きました。
親にできることは何なのか、我が家でやってきたことをご紹介します。
これから歯列矯正で急速拡大装置を装着される子どもさんとその親御さんの参考になれば嬉しいです。
歯列矯正の話は以前から
ウチの息子はかなり前から「歯列矯正をすることになるでしょう」と歯医者さんに言われていました。
その理由は歯の大きさに対して顎が小さいから。
乳歯が生えそろう頃には、歯と歯の間に隙間が全くないような状態でした。
永久歯が生え出すと、歯の行き場がなくガタガタな状態になっていきました。
過剰歯も2本
さらに永久歯が生え出す頃に、上あごから2本の過剰歯が生えてきました。
過剰歯とは、正常な本数より多く生えてくる歯の事です。
1本目は普通に抜きましたが、2本目は歯茎を切っての抜歯…。
歯はデカいし本数も多い。
両親は共に歯列矯正の経験者で「この子も歯で苦労するなぁ」と思わせてくれました。
嫌がりはしますが、我慢して歯医者に行ってくれています。
小学3年生が急速拡大装置を装着した感想
急速拡大装置とは
急速拡大装置は成長期の子供につけることで短い期間であごを広げる効果があるようです。
歯列矯正の第一段階で上あごに急速拡大装置をつけることになりました。
あごが小さく、歯の生えるスペースがないウチの子にはピッタリです。
期間は2週間~2ヶ月が多いらしい。
ウチの子は家で週2回の調整を行い、1ヶ月装着することになりました。
1日目
学校が終わり、奥さんと子どもの2人で歯医者さんに。
今日から矯正すると知っていたので、本人も暗い様子でした。
歯医者さんから帰ってくるなり「なんか気持ち悪い…」とのこと。
晩ご飯は好きなものをと思い、お寿司を用意しましたがほぼ食べられませんでした。
- 普通にしてても痛い。
- 噛んだら特に痛い、全部のご飯が食べづらい。
- お味噌汁の豆腐だけがマシ。
- 喋りづらい。
- 機械にモノが詰まって気持ち悪い。
- 寝にくくはない。
- 歯ブラシはやりにくい。
奥さんが口の中に詰まったものを取っている様子です。
2日目
この日は学校の給食が心配でした。
奥さんが連絡帳に
『矯正がスタートしたので給食を食べにくいと思います。
しばらく給食を減らしてもらうようお願いします。』
と書いてました。
夕方、学校から帰ってきて具合を聞きました。
- 普通にしてると痛みはない。
- でも噛んだら痛い。
- 違和感がだいぶなくなる。
- 喋りづらいのも減る。喋り方のコツがわかる。
- 食事は白米が食べづらいが他の物は何とか食べれる。
- ゼリー状のものが食べやすい。(inゼリーやガッツギア)
- 給食はかなり減らしてもらった。(お腹が空いていたので全部食べたとのこと)
- 給食に出た牛乳のストローを使って、詰まっているモノを取ったらしい。
- 野球は普通にできる。
家で詰まったものを取るには歯医者さんで買った歯間ブラシを使います。
先端はブラシになっています。
最初はくすぐったいと嫌がりますが、これでかなり詰まっているものが取れました。
3日目
親が見る限り、もうかなり普通な感じになっていました。
ゼリーが食べやすく、時間もないので朝食はゼリーに頼りました。
本人もご飯以外は普通と言ってました。
- 噛むときにほっぺたの内側を噛んでしまう。
→口内炎ができた。 - かなり慣れてきたが、ご飯は憂鬱。
- 本読みの宿題も普通にできる。
4日目
この日は週2回ある急速拡大装置を調整する日です。
急速拡大装置を週2回調整することで、徐々にあごを広げていくらしい。
調整する道具はこちら。
先端が尖っていて、器具の穴に入れて90度回転させます。
寝る30分前までに終わらせるとのことで、晩ご飯の後の奥さんがチャレンジ。
思ったよりも簡単にできました。
調整後に痛がるかと思いきや、そんなこともなかったです。
- ほとんど慣れた。
- 噛むとまだ痛い。
- ご飯が詰まることだけがイヤ。
- 調整しても何も変わらないとのこと。
5日目
喋りも普通になり、言われないと矯正しているかわからないレベルに。
前日に器具の調整をしたが、特に変わったことはありませんでした。
- まだ噛んだら少し痛い。
- ご飯が詰まることが気持ち悪いだけ。
- 何も変わったことはなくなる。
- 好きな物は詰まっても良く食べる。
- パンの方が食べやすい。
この日も寝る前はモノが詰まっていないかチェックしています。
口の中を見るのに、釣りで使うヘッドライトがとても役立ちました。
スマホのライトではやりにくく、これは本当に便利と奥さんが助かってました。
子どもが急速拡大装置を装着して親にできること
両親は共に歯列矯正経験者でしたが、急速拡大装置は使ったことがありませんでした。
子どもが急速拡大装置を装着して、親ができることを考えてみました。
急速拡大装置と歯茎の間に詰まったものを取ってあげる
最初は詰まったモノが自分で取れなくて気持ち悪いようです。
親が取ってあげましょう。
歯間ブラシとヘッドライトが重宝します。
ウチはヘッドライトは釣り用の物を使ってます。
くすぐったいと嫌がりますが、そのまま放置すると歯茎が腫れると聞いたので根気強くやります。
フロスの逆側も尖っていて便利でした。
カーブの形状がつまようじと違って使いやすいです。
食べやすい物を買っておく
食べにくいからと言って、ご飯を食べる量が減ります。
成長期の子どもはすぐにお腹が減ります。
急速拡大装置に慣れるまでは食べやすい物を買い置きしておいて、食べさせてあげるといいでしょう。
あまり良くないとは思いますが、とりあえず食べないと元気も出ないですから…。
ウチは㏌ゼリーのラムネ味が大活躍しました。
学校への連絡
給食を減らしてもらえたことは本人も助かったようです。
一人だけ食べるのが遅くなると、嫌な気分になるそうです。
連絡帳に書いて、慣れるまでは担任の先生に給食を減らしてもらうよう伝えるといいでしょう。
医療費控除の対象になる可能性がある
歯列矯正にはお金がかかります。
場合によっては100万円近くかかる場合も…。
ですが子どもの歯列矯正には医療費控除の対象になる可能性があります。
歯列矯正をスタートするときには控除の対象になるか調べておきましょう。
子どもの歯列矯正の医療費控除については、こちらの記事が詳しく書いてありました。
⇒子供の矯正歯科治療は医療費控除の対象になる?手続きの方法もわかりやすく説明
まとめ
子どもが歯列矯正の急速拡大装置を装着した話をお伝えしました。
装着してから5日間の話をまとめると
- 最初はかなりの違和感があり食事もツラい。
- 3日目以降はかなり慣れる。
- 食事はご飯が詰まりやすく、ゼリーが食べやすい。
- 痛みは噛んだ時の痛みは5日目でも残る。
親ができることをまとめると
- 食事のあと急速拡大装置と歯茎の間に詰まったものを取ってあげる。
- 食べやすい物を買い置きしておいてあげる。
- 給食を配慮してもらうように学校へ連絡しておく。
- 医療費控除の対象になる可能性を調べて準備しておく。
子どもの歯列矯正は長期に渡ります。
急速拡大装置はその第一段階。
最初を上手く乗り越えて、子どもの歯列矯正を続けていきましょう。
今回は以上です。
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