少年野球のチームで頑張る子どもの姿は逞しいですね。
ですが子どもがチームを辞めたいと言い出したら困りませんか?
- チームを辞めるときって何か注意することはあるのかな…
- 辞めるのはいいけど、お世話になったし綺麗な形で終わりたい…
そう考えている保護者の方もおられると思います。
この記事ではチームを辞める際の注意点が書いてあり、筆者の子どもが辞めた時の話をお伝えします。
ウチの子も少年野球のチームを辞めた経験があります。
チームを辞める際はどうしても迷惑をかけてしまいます。
ですが少しでもお世話になった以上、迷惑は最小に抑え、スッキリした形で最後を迎えたいものですよね。
この記事を参考に、みんなが気持ちよく別れられるようになれば嬉しいです。
チームを辞める際の注意点
少年野球でチームを辞める時の注意点は以下の通りです。
- 子どもとよく話し合う
- 辞める前に必ずチームの誰かと相談する
- 辞めると決まったら早めに連絡する
- 退部後でも最後の挨拶は行くようにする
少年野球のチームを辞めるときは迷惑をかけてしまうものです。
少しでもチームに迷惑をかけないように退部することが、お世話になったチームのためになります。
親も気を使ったりして大変ですが子どものために乗り切りましょう。
子どもとよく話し合う
まずは子どもとよく話し合いましょう。
- 今のチームの何が問題なのか…
- 辞めたい気持ちは本物なのか…
- 辞めた後はどうするのか…
低学年の子ほど意見はコロコロ変わります。
子どもの意見と親の考えが違うことも多いです。
まずは真剣に子どもと話し合い、どうすることがベストなのかを親子で考えましょう。
辞める前に必ずチームの誰かと相談する
子どもと話し合いをしていると「これは辞めるかも…」と思う時がきます。
その気配が出たらすぐにチームの誰かと相談しましょう。
監督・コーチ・代表・父母会長など、どなたでもOK。
話がしやすい人で構いませんので相談することが大事です。
ひょっとすると辞めないで済むことになるかもしれません。
チームとしても何か問題があるのか考えるきっかけになります。
辞めると決まったら早めに連絡する
子どもと話し合いを重ね、辞めることが決まったら早めに連絡をしましょう。
辞めると決まっているのに連絡をしてこないとチームは在籍中として選手登録もします。
ポジションの変更などもあり、チームは今後の対応をしなくてはなりません。
辞めることを言いづらい雰囲気のチームもありますが、迷惑をかけないために早めの連絡を。
退部後でも最後の挨拶は行くようにする
最後は今までのお礼を兼ねて子どもの一緒に挨拶へ行きましょう。
タイミングが合わなければ退部後でも構いません。
少しだけお話をして「今までありがとうございました」と伝えれば、送り出す側もスッキリします。
どうしても挨拶へいけない場合はメッセージカードやお菓子を配るのもいいでしょう。
なんのアクションもなく去っていく人もいますが、いい印象は残りません。
「去っていくチームのことなんか考えても仕方ない」と思う方もおられるでしょうが、最後はお互いが気持ちよく別れたほうがスッキリしますよ。
子どもが辞めた時の話
筆者の子どもも少年野球のチームを辞めた経験があります。
小学1年生の頃に入部して10ヶ月ほどお世話になってチームを退部しました。
その時の体験談をお伝えします。
野球の朝だけ様子がおかしくなる
ずっと野球が大好きで小学1年生になったらチームに入ると言っていた息子。
入部して半年ぐらいは問題なく練習を頑張っていましたが、半年を過ぎたあたりから、野球の朝だけ様子がおかしくなりました。
- お腹が痛い…
- 布団からなかなか出ない…
- 「しんどい」ばかり言う…
最初は「まだ一年生だし、たまには休んでサボるのもいいか」と気にしていませんでしたが、何度も続くと「またか」と親もうんざりしてきます…。
親も野球のために頑張っているのに簡単に休ませる訳にはいかないと思い、なんとか説得して野球に連れて行きました。
練習がハードで泣くように…
練習に行けば仲間と楽しそうにしている姿を見るので、そのうち朝の様子も戻るだろうと思っていました。
ですが、次第に野球の前日から泣き出すようになります。
ただごとではないと思い子どもの意見を聞くと「練習がキツい」「もうついていけない」と話してくれました。
確かにチームの練習はハードでした。
長時間の練習に走り込みもあり、野球経験のない筆者は「これが強い野球部の練習か」と驚いたほど。
しかし他の子どもたちも歯を食いしばって頑張っているので「もうちょっと頑張ってみないか」と促しました。
ですが朝から泣いている子どもを練習に連れていくことは、親としても苦しい…。
どうしようかと悩んでいました。
しばらく休ませてもらうことに
子どもと話し合い、しばらく練習を休ませてもらうことにしました。
休んでいる間にチームのコーチと電話で話し合いを。
子どもの今の状況と子どもと親の考えを伝えました。
コーチとしては「こちらの責任です」「改善していかないといけませんね」「もう一度だけ練習に来れませんか?」と言われました。
子どもにも伝えましたが「イヤだ」「もう無理」「辞める」の一点張り…。
しばらく休ませると戻りづらくもなったようです。
最後は子どもの意思を尊重
最後は子どもの意思を尊重して、そのまま退部することをチームに伝えました。
辞めると決まってから子どもは元気になり一安心。
ですがそれまで無理して頑張ってきたんだと思うと、悪いことしたなぁと反省もしています。
チームにお世話になった挨拶へ行き、監督やコーチたちへお礼を言うと「これからも頑張れよ」「野球以外でもいいから好きなことをしっかりな」と言われていました。
スッキリした形で退部できたことは、今でもよかったと思っています。
その後は違うチームで野球を…
チームを辞めた後、4ヶ月ほどはのんびりしていましたが、本人は野球が好きなのは変わっていなかったようで…。
結局その後は違うチームで野球をすることになり、今も元気に野球を続けています。
練習がそれほどハードでないことと仲の良い友達がいることが続いている理由でしょう。
元のチームと対戦することはありますが、気まずくもない様子。
親同士も試合会場で会うと談笑していますし、辞め方は大事だと思いました。
辞めることは大変ですが、今思えばあのタイミングで辞めて正解だったと思います。
まとめ
少年野球でチームを辞める際の注意点についてお伝えしました。
体験談を含めた今回の記事のまとめです。
- 子どもとよく話し合う
→様子が変わってくるときが注意。ただサボりたいだけではないことも。 - 辞める前に必ずチームの誰かと相談する
→誰かと相談することで改善されたり、チームに考えを伝えることができる。 - 辞めると決まったら早めに連絡する
→チームに迷惑をかけないため決まったのなら早めに。 - 退部後でも最後の挨拶は行くようにする
→最後はお互いがスッキリする形で終われるように。
少年野球を辞める際、チームに迷惑をかけてしまうのは仕方ありません。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉もあるように、去り際は綺麗な形が理想です。
この先に付き合いがないとはいえ、少しでもお世話になった以上、お互いが気持ちよくスッキリしながら別れられる辞め方にしましょう。
少年野球に関する記事は他にも書いています。
今回は以上です。
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