麻雀には専門用語が多数あります。
何気なく日常的に使っているものから、聞き慣れないものまで…。
麻雀の中継、たとえばMリーグを見ていても麻雀用語が出てきて、わからない言葉に戸惑う人もいるでしょう。
麻雀を始めたての初心者の方だと、なおさらです。
この言葉の意味って何だろう?
なんとなくわかるけど、ハッキリはわからない…
そんな方のために麻雀用語をまとめました。
この記事では「知っておきたい麻雀用語一覧」を紹介しています。
Mリーグを見ているときや麻雀中にわからない用語が出てきたときに、今回の一覧を活用してもらえれば嬉しいです。
ちなみに当ブログのタイトル、メンピンも麻雀用語です。
麻雀用語一覧
知っておきたい麻雀の基本用語一覧はこちらです。
50音順で紹介します。
所々にMリーグのことを交えて説明してるわ。
Mリーグの選手を紹介した記事もありますから、よろしければそちらもどうぞ。
ア行
頭ハネ(アタマハネ)…ダブロン・トリプルロンを認めず、放銃した人に向かってより上家に位置する人だけが上がること。Mリーグではダブロン・トリプルロンがなく、頭ハネが使われる。
後付け(アトづけ)…複数の待ちでテンパイしていて、片方には役がなく、片方に役が付いている状態。片あがりと意味は似ている。後付けは鳴いている状態で使われることが多い。
アリアリ…喰いタンヤオ・後付けありのルールのこと。Mリーグはアリアリ。
麻雀のゲームもほとんどがアリアリ。
安全牌(あんぜんぱい)…他の人のアタリ牌ではない牌。
一色手(いっしょくて)…染め手(そめて)とも。ホンイツやチンイツのこと。
うま…順位点の俗称。
オーラス…最終局のこと。半荘(東南戦)なら南四局。
オカ…トップ賞のこと。Mリーグは「うま」と「オカ」があるため、トップの恩恵が大きい。
オカルト…ツキの流れ・風・勢い等を重視した戦略。デジタルの反対で、悪いイメージで受け取られることもある。
オタ風(オタかぜ)…自風・場風以外の風牌。
オリ…放銃しないように守って打つこと。
アベマズ・多井選手の配牌オリは有名。
カ行
片あがり(かたあがり)…複数の待ちがあって、片方しか役が付かない状態。
壁(かべ)…場に一つの牌が4枚見えて、その牌を使った面子が作れないことから、守りを考えたときに使う戦法のこと。場に3枚見えている「壁」の状態を「ワンチャンス」という。
上家(かみちゃ)…卓の左側にいる人のこと。下家に「チー」をさせないように絞ることも。
空切り(からぎり)…ツモった牌と同じ牌を、手牌の中から切ること。
危険牌(きけんはい)…他の人に放銃してしまいそうな牌のこと。
強打(きょうだ)…牌を強く卓に叩きつけること。
強打はマナー違反よ。
強打しちゃうときの気持ちはわかるけどね…。
供託(きょうたく)…リーチした時の出す1000点のこと。アガった人がもらう。流局したら次の局に持ち越し。
食い取り(くいとり)…鳴いたことで他の人にいくはずだった牌が自分のところにくること。
愚形(ぐけい)…カンチャン・ペンチャン・シャンポンなどの面子が揃いにくい形のこと。
現物(げんぶつ)…相手の捨て牌にあるのと同じ牌のこと。現物ではロンをされることがない。
サ行
差し込み(さしこみ)…わざと放銃すること。順位を確定させるために使う。
三元牌(さんげんぱい)…白・發・中の総称。
仕掛け(しかけ)…「ポン」や「チー」の鳴きのこと。
絞る(しぼる)…他の人が鳴きたそうな牌を切らないこと。
下家(しもちゃ)…卓の右側にいる人のこと。
三味線(しゃみせん)…麻雀中にウソをつくこと。
三味線もマナー違反よ。
三味線をする人は嫌われるね。
シャンポン…トイツが2つあるテンパイの形のこと。「シャボ」「シャッポコ」とも言われる。
巡目(じゅんめ)…ツモ・捨て牌の巡りを表す単位。捨て牌は6巡で並べられるとわかりやすい。局が終わりかけになると、巡目が深いと言われる。
順位点(じゅんいてん)…着順に応じた点数のこと。Mリーグでは1位がプラス3万点、2位がプラス1万点。3位になるとマイナス1万点、4位だとマイナス3万点がつく。
ション牌(ションぱい)…まだ場に出ていない牌のこと。
筋(スジ)…「1-4-7」「2-5-8」「3-6-9」の3つ離れた数字のこと。
全ツッパ(ぜんツッパ)…危険牌でもどんどん全部捨てていくこと。
全山(ぜんやま)…アガリ牌の全てがまだツモ山の中にある状態。
タ行
高目(たかめ)…2種類以上の待ちがあり、アガったときの点数が高い方のこと。
ダマテン…面前でリーチせずにテンパイしている状態。ヤミテン・ダマとも言われる。
タンピン…タンヤオとピンフの役がセットになったことをいう。
起家(ちーちゃ)…最初の親のこと。東一局の親。
チーテン…「チー」してテンパイすること。
チュウチャン牌(チュウチャンぱい)…2から8までの牌のこと。
ツモ切り(ツモぎり)…ツモって来た牌をそのまま捨てること。
出親(でおや)…最初の親のこと。起家と同じ意味。
デジタル…流れ・風・勢い等の不確定要素は考えないスタイル。オカルトの真逆。
Mリーグのパイレーツ・小林剛選手が麻雀デジタルで有名だね。
ロボって言われるくらいだもの…。
手出し(てだし)…手の中から牌を捨てること。
テンパイ…あと1枚でアガリの状態のこと。
対面(といめん)…卓の正面にいる人のこと。
トビ…持ち点が0点以下になること。「ブットビ」「ハコ」「ハコテン」とも言う。
ゲームではトビになると終了が多い。
Mリーグではトビ終了がないから、点数がマイナスでも最後まで続くわ。
ナ行
中スジ(なかスジ)…「1-4ー7」なら4のこと。両面待ちでは放銃しないことから、中スジは勝負する場合も。
仲間内では「中スジ通るくん」って言いながら捨てたりします。
1・9牌なら通ると願って「端っこアタック」なんて言葉も。
ノーテン…テンパイしていない状態のこと。流局するとテンパイしている人にノーテン罰符を払う。
ハ行
ハイテイ…その局の最後のこと。
配牌(はいぱい)…最初に配られる手牌のこと。Mリーグでは自動配牌で配られる。
入り目(はいりめ)…テンパイするときにツモった牌のこと。
ハコ下(ハコした)…点棒が全部なくなること。
表示牌(ひょうじはい)…ドラ表示牌のこと。
副露(フーロ)…鳴くこと。4副露で裸単騎のテンパイ。
フリテン…アガリ牌を自分で捨ててしまっている状態、またはリーチ後にアタリ牌を見逃している状態。アガるにはツモるしかない。
Mリーグではフリテンリーチが認められています。
ポンテン…「ポン」してテンパイすること。
マ行
曲げる(まげる)…リーチをかけること。リーチ宣言牌は横に向けることから。
無筋(ムスジ)…捨て牌の「筋」になっていないこと。危険牌の意味で使われる。
面前(めんぜん)…鳴いていない状態のこと。
メンピン…リーチとピンフの役がセットになったこと。
メンタンピン…リーチ・タンヤオ・ピンフの役がセットになった状態。
鳴いていないホンイツをメンホン、鳴いていないチンイツをメンチンとも言うわ。
持ち持ち(もちもち)…主に役牌が2人に対子状態で、どちらも鳴けなかったりアンコにできない状態のこと。
ヤ行
安目(やすめ)…2種類以上の待ちがあり、アガったときの点数が安い方のこと。
ヤミテン…面前でリーチせずにテンパイしている状態。「ダマテン」と同じ。
有効牌(ゆうこうはい)…手牌に意味のある牌のこと。有効牌を引かないツモのことを「無駄ヅモ」という。
ラ行
ラス…4着になること。Mリーグでは順位点でマイナス3万点がつく。
理牌(リーパイ)…手牌をわかりやすく並べること。Mリーグでは視聴者が見やすいように選手が理牌してくれる。
ゲームだと自動で理牌してくれます。
両面(リャンメン)…両端のどちらかがくれば面子が完成する形のこと。
流局(りゅうきょく)…局が最後まで進んでも誰もアガれなかったときのこと。テンパイしている人はテンパイ料をもらい、ノーテンで終わった人はノーテン罰符を払う。
リンシャン…「カン」したときにもらう牌のこと。
連チャン(れんチャン)…親がアガったり、テンパイで流局して、親が続くこと。
ワ行
ワンチャンス…「壁」をつかった戦法で、3枚だけ見えて「壁」になっていること。
王牌(ワンパイ)…ツモ牌として使わない14枚のこと。
まとめ
今回は初心者が知っておきたい麻雀の基本用語一覧を紹介しました。
麻雀用語はまだまだたくさんありますが、特に知っておきたいものだけに絞って紹介しました。
初心者の方も聞いたことがある用語があったのではないでしょうか?
麻雀用語は無理に暗記しようとしなくても、そのうち自然に覚えていきます。
ただし、意味までしっかりと理解するのは難しい部分も…。
ちょっとでも気になった時に、今回の一覧を参考にしてもらえれば嬉しいです。
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今回は以上です。
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