最高峰のプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。
「Mリーグ」はトッププロたちが真剣勝負を繰り広げる夢の舞台。テレビや配信で見て「この選手、どんな人なんだろう?」と思ったことはありませんか?
この記事では2025-26シーズンのMリーグ出場全選手をチーム別にわかりやすく紹介します。
各選手の経歴やちょっとした人柄エピソードまで盛り込みましたので、「推しMリーガー探し」にもぴったり。
新規ファンの方も、昔からMリーグファンの方も、ぜひ最後までお楽しみください!
Mリーグ2025-26シーズン 出場選手一覧
まずはMリーガーの一覧です。
今シーズンのMリーグは全10チーム・合計40名の“Mリーガー”たちが参戦します。
赤坂ドリブンズ | 昨シーズン3位 |
園田 賢 | |
鈴木 たろう | |
浅見 真紀 | |
渡辺 太 |
EX風林火山 | 昨シーズン8位 |
二階堂 亜樹 | 選手兼任監督 |
勝又 健志 | |
永井 孝典 | ←NEW |
内川 幸太郎 | ←NEW |
KADOKAWAサクラナイツ | 昨シーズン7位 |
岡田 紗佳 | |
堀 慎吾 | |
渋川 難波 | |
阿久津 翔太 | ←NEW |
KONAMI麻雀格闘倶楽部 | 昨シーズン5位 |
佐々木 寿人 | |
高宮 まり | |
伊達 朱里紗 | |
滝沢 和典 | 選手兼任監督 |
渋谷ABEMAS | 昨シーズン6位 |
多井 隆晴 | |
白鳥 翔 | |
松本 吉弘 | |
日向 藍子 |
セガサミーフェニックス | 昨シーズン優勝 |
茅森 早香 | 選手兼任監督 |
醍醐 大 | 昨シーズンMVP |
竹内 元太 | |
浅井 堂岐 |
TEAM RAIDEN/雷電 | 昨シーズン4位 |
萩原 聖人 | |
瀬戸熊 直樹 | |
黒沢 咲 | |
本田 朋広 |
BEAST X | 昨シーズン9位 |
鈴木 大介 | |
中田 花奈 | |
下石 戟 | ←NEW |
東城 りお | ←NEW |
U-NEXT Pirates | 昨シーズン2位 |
小林 剛 | |
瑞原 明奈 | |
鈴木 優 | |
仲林 圭 |
EARTH JETS | 新規参入 |
石井 一馬 | ←NEW |
三浦 智博 | ←NEW |
逢川 恵夢 | ←NEW |
HIRO柴田 | ←NEW |
全Mリーガーを紹介
ここからは各Mリーガーをそれぞれ紹介していきます。

推しMリーガー探しに役立ててくださいね。
Mリーガーの二つ名・異名の一覧はこちら。
→【Mリーグ2025-26】出場選手とチームの二つ名・異名一覧!
歴代の優勝チーム・個人タイトルについてはこちら。
→Mリーグ歴代優勝チーム&歴代MVPなど個人タイトル一覧!過去トップ3を紹介
Mリーガーの年齢についてはこちらからどうぞ。
→【Mリーグ】現役Mリーガーの年齢一覧!過去最年少&最年長Mリーガーは?
過去のMリーガーについてはこちら。
Mリーグ過去のメンバーについて。選手入れ替えの歴史を紹介
赤坂ドリブンズ
Mリーグ初年度の優勝チーム!
園田賢・村上淳・鈴木たろうの三名でスタート、2年目に育成枠という名目で丸山奏子が加入した。
2022-23シーズンで選手の入れ替え規定により、村上・丸山がチームを離れることに…。2023-24シーズン ドラフト会議で浅見真紀・渡辺太が指名された。
園田 賢(最高位戦)
兵庫県神戸市出身。灘高・慶應大卒という超エリートながら、浪人中の雀荘バイトをきっかけに麻雀の道へ。サラリーマンとプロを両立していましたが、2019年から麻雀一本に。2018年のMリーグドラフトで赤坂ドリブンズから1位指名され、初代王者メンバーとなりました。
プレースタイルは変幻自在。鳴き仕掛けや河作りの巧さに定評があり、「卓上の魔術師」と呼ばれます。相手を揺さぶる打ち回しと冷静な判断力が光るタイプです。
人柄は理論派で、試合後インタビューはとにかくよく喋るので長くなる。途中で捲られることが多く「なんなん⁉︎」とグチることが良くあり、コメント欄でも「なんなん」が発生する。裏ドラ3が7年間出なかったエピソードなど、ユーモアも抜群でファンから愛される存在です。

タイトル実績がなくMリーグまでは知名度が低く、開幕ドラフトで一番最初に名前が呼ばれたときは会場がざわつきました。

元祖Mリーグのシンデレラボーイ!
鈴木 たろう(最高位戦)
茨城県水海道市(現・常総市)出身。1997年にプロデビューし、2003年には最強戦で四暗刻ツモの劇的勝利でタイトルを獲得。以降、「雀王戦3連覇」を含む通算4度の雀王獲得するなど、実績は抜群。2018年のMリーグドラフトで3巡目指名で赤坂ドリブンズ入り、初年度でチームを優勝へ導きました。
ニックネームは「ゼウスの選択」。勝ちへの執念は人一倍感じる選手で、彼にしかできないような打ち方でファンを魅了してくれます。「鈴木たろう」は雀ネームとして使われており、テレビなどでも「たろうさん」と親しみを込めて呼ばれています。 麻雀以外の趣味は将棋。
以前は日本プロ麻雀協会に所属していましたが、今は最高戦日本プロ麻雀協会に所属しています。Mリーグ歴代最高スコア(112,800点)の持ち主、奥様は日本プロ麻雀協会所属の水口美香プロ。
浅見 真紀(最高位戦)
埼玉県所沢市出身。千葉大学大学院でデザインを学んだ理系才女。その後、2010年にプロ雀士デビューし。2023年、ドリブンズが選手入れ替え規定によりメンバー変更となり、セレクション・トライアウトで選ばれドラフト指名されました。
かつては「守備を忘れた特攻シンデレラ」という大胆なキャッチフレーズで知られましたが、Mリーグでは「聡明なるバイプレイヤー」として、理論と判断力を重視するスタイルにシフトしています。
プレイヤーとしてだけでなく、実況もこなすマルチな才能の持ち主。最高位戦の試合解説や選手紹介スライド制作など、裏方としてもチームを支えています。控えめで、「いかに対局者や解説が映えるか」を大事にする姿勢が印象的です。夫は日本プロ麻雀協会の橘哲也プロで、家庭でも互いに支え合う素敵な関係だと語っています。

実況が大好評で、いずれはMリーグの公式実況になるんじゃないかとファンの間では噂もありました。
渡辺 太(最高位戦)
埼玉県さいたま市出身。東京大学に現役合格するも医学の道へ進み、医師免許取得後は北海道で内科の勤務医として活躍。その後プロ雀士に転身し、2023年に最高位戦所属、同年6月にMリーグ・赤坂ドリブンズ入りを果たしました。
「太くないお」「ないおトン」のハンドルネームでネット麻雀界の神とも名高く、『天鳳』では4麻・3麻両方で天鳳位を達成する“トリプル天鳳位”の達成者。理論派かつ確かな読みで、局面を一気に掌握するタイプです。
麻雀と医師の二刀流で活躍するリアルエリートかつ親しみやすさのあるキャラです。Mリーグでも確かな存在感を発揮。同じMリーガーからは「太の登場でMリーグが変わった」との声もあります。
EX風林火山
2020‐21シーズンの優勝チーム。
二階堂亜樹・滝沢和典・勝又健志の三名でスタート。Mリーグ優勝後、滝沢がファイトクラブへ移籍し、松ヶ瀬隆弥・二階堂瑠美が2021‐22シーズンより加入となる。
24-25シーズンで松ヶ瀬・瑠美が退団し、25-26シーズンから永井孝典がオーディションで加入、内川幸太郎がサクラナイツから移籍となる。
二階堂 亜樹(連盟)
神奈川県鎌倉市出身。1999年、わずか18歳でプロ雀士にデビューし、当時史上最年少年子プロと注目を浴びました。2018年にはMリーグが始まった際に、EX風林火山からドラフト1位で指名され、以来チームの主力として活躍を続けています。
“卓上の舞姫”の二つ名を持ち、本人はオカルト派を主張していて「ドラは恋人」などの名言(?)も。今シーズンからは選手兼任監督として、その手腕に期待されます。
姉の二階堂瑠美プロと共に、女流プロ雀士のパイオニアながら、飾らない人柄で、仲間やファンからも慕われる存在です。

この人なくして、麻雀の女流プロは語れない!
勝又 健志(連盟)
東京都墨田区出身。中学・高校は剣道で三段の腕前を持ち、早稲田大学在学中の19歳でプロ雀士デビューしました 。大学卒業後は塾講師も兼業しながら活動し、2016年には最年少で鳳凰位を獲得。2018年のMリーグ初年度ドラフトでEX風林火山からドラフト3位指名を受けチームの要として活躍しています 。
“麻雀IQ220”と称される高い読みの鋭さと戦略性を持ち「麻雀軍師」とも呼ばれています。
かつての塾講師経験から、麻雀の解説もとてもわかりやすく視聴者の人気も高いです。将棋や漫画&ドラマ鑑賞など趣味も幅広く、親しみやすいキャラとしても知られています 。

解説が丁寧でとてもわかりやすく、初心者から上級者までみんなに好評です。
永井 孝典(最高位戦)
愛知県田原市出身。大学卒業後は上場企業で化学プラントの設計エンジニアとして活躍していましたが、データ分析好きが高じて2019年に最高位戦日本プロ麻雀協会に入会、プロ雀士の道へ 。2024年のEX風林火山主催「IKUSA-2024」オーディションで勝ち抜き、2025年の新メンバーオーディションで優勝。EX風林火山からドラフト指名を受け、今シーズンから新たにMリーガーとなりました。
麻雀スタイルは、統計と確率を重視した“理論派”。普段からリーグ戦やセットの牌譜をデータ化し、「何巡目のリーチの平均打点」など独自の統計を重ねて、自分なりの押し引き基準を確立しています 。エンジニアらしい冷静さと分析力で、盤上をスマートに読み解く職人タイプです。
SNSやイベントではアイコンに“やかん”を持った写真を使っていたことから、「やかんさん」と呼ばれる愛称が定着。その親しみやすさから、周囲にいじられつつ和ませる存在です 。また、タイトル戦予選や大会に積極的に参加し、明るく人懐っこい性格で「永井軍団」と呼ばれるグループが存在します。
内川 幸太郎(連盟)
長野県松本市出身。高校ではサッカー部で所属しつつ、麻雀にも熱中 。24歳で日本プロ麻雀連盟に入会し、翌年には麻雀教室の講師を務めながら地元で活動 。2018年に第35期十段位を獲得し、名実ともに実力を証明しています。
「手順マエストロ」という異名を持ち、序盤の手順を重視し、中・終盤で差をつける柔軟でバランスに優れた戦術が魅力 。温厚な見た目から対局中は厳しい表情へと変わるギャップも魅力です。
2019年にKADOKAWAサクラナイツからドラフト1位で指名されMリーガーに、2022年にはサクラナイツの優勝に貢献しました。ですが2025年にサクラナイツを退団となり、今シーズンから新たにEX風林火山へ移籍。新天地での活躍が大いに期待されます。

雷電・黒沢選手に四暗刻単騎を「西」で放銃したシーンが有名で、伝説の「西」とも言われます。
KADOKAWAサクラナイツ
2021‐22シーズンの優勝チーム。Mリーグ2年目から参入しています。
内川幸太郎・岡田紗佳・沢崎誠の三名でスタートし、堀慎吾が2020‐21シーズンから加入。沢崎が体調面等もあり2021-22シーズンでチームを離れることになり、渋川難波が2022‐23シーズンから加入した。
24-25シーズンで内川が風林火山へ移籍し、阿久津翔太が加入した。
岡田 紗佳(連盟)
東京都出身。小学生時代は上海で暮らし、そこで麻雀に触れるチャンスに恵まれました 。2011年に「non-no」モデルオーディションでグランプリ獲得、専属モデルとして活躍しつつ、2017年に日本プロ麻雀連盟のプロ雀士に転身 。たったプロ歴2年で、2019年にKADOKAWAサクラナイツから最年少のMリーガーとしてドラフト指名されました 。
「役満ボディ」と言われるスタイルの持ち主でその美貌でも注目を集めますが、対局ではきっちり攻守のメリハリをつける王道スタイルで信頼されています 。また放送対局で九蓮宝燈や国士無双十三面待ちといった伝説的な役満を成就させ、強さとインパクトでファンの記憶に強く刻まれている存在です 。
モデル、麻雀プロ、タレントと多岐にわたる活動を通じ、「断らない姿勢」で道を切り拓いてきた努力家で、Mリーグの熱狂を外へ発信している代表的な選手です。
堀 慎吾(協会)
新潟県新発田市出身。高校を卒業して大学へ進学せず、都内の雀荘で働きながら腕を磨き、アマ時代から「強いやつがいる」とプロ陣に注目されていました 。プロを目指すきっかけは、好意を寄せていた女性からの「麻雀プロってかっこいい」という一言。その瞬間、「麻雀プロより俺の方が強いのに!」と怒りを覚え、それがプロテスト受験への原動力になったと言います 。
2010年に日本プロ麻雀協会に入会後、2017年「最高位戦Classic」、2019年には「雀王」のタイトルを獲得。Mリーグには2020年、サクラナイツからドラフト指名されMリーガーに。「小さな天才」の異名を持ち、2021-22シーズン優勝の立役者となる活躍をみせました。
「麻雀プロは弱い」「自分より強い人はいない」と豪語するほどの「ビッグマウス」でもあり、『堀ガールズ』なる堀選手のファングループも存在するらしい。(ちなみに№6には何故かアベマズ・白鳥選手が入っている…)

ファイトクラブ・高宮まり選手の大ファンでもあるのよ。
渋川 難波(協会)
広島県廿日市市出身。大学時代からオンライン麻雀「天鳳」で高段者として活躍。その後、2011年に日本プロ麻雀協会へ入会しプロデビューしました 。プロ3年目には雀竜位を獲得、さらに日本オープンや雀王などのタイトルを獲得する実力の持ち主です。
「魔神」の異名を持ち、攻撃性とデジタル派の緻密な読みの両方を兼ね備えた戦略家です 。麻雀界の解説者としても高評価で、Mリーグで公式解説も担っていました。Mリーグ開始当初はMリーガーに興味がなかったのですが、徐々に気持ちが芽生え、Mリーガーになるにはどうすればいいのか考え行動。2022年にKADOKAWAサクラナイツからドラフト指名。念願のMリーガーとなりました。
YouTubeチャンネル「渋川式 麻雀通信」を通じて麻雀を楽しく分かりやすく発信中で、登録者数は10万人を超える人気っぷり。奥さまは日本プロ麻雀連盟・早川林香プロ。2025年にはお子さんも誕生されました。
阿久津 翔太(連盟)
茨城県出身。小学1年生の頃に「将来なりたい職業」に「麻雀プロ」と堂々と書いていたほどの麻雀愛好家 。大学進学後、強者を求めて雀荘修行を重ね、2018年に日本プロ麻雀連盟へ入会 。プロ2年目には「若獅子戦」の第1期優勝を果たし、その潜在力を証明しました 。
勝ちたいだけではなく「良い麻雀」を打ちたいという思いを大切にし、対局後の検討配信などを通じて学び続ける姿勢が魅力です 。また、定石に頼らず毎局最善の判断を試みる柔軟性も強みとされ、Mリーグチームとしてもその姿勢が高く評価されています。
2025年のドラフトでKADOKAWAサクラナイツから「20代という若さも魅力」として指名されました。会見では「内川幸太郎選手の後任であるという期待に応えたい」「麻雀に真摯に向き合う姿を見せたい」と語っており、サクラナイツの新戦力として期待の星です。

最年少の現役Mリーガーです。
KONAMI麻雀格闘倶楽部
Mリーグ開始時は佐々木寿人・高宮まり・前原雄大のメンバーで、2019-2020シーズンに藤崎智が加入。その後、前原・藤崎がチームを離れ、2021‐22シーズンから伊達朱里紗・滝沢和典(風林火山から移籍)が加入した。
チームの監督を設けていないチームだったが、25-26シーズンより選手兼任で滝沢がチーム初監督を務める。
佐々木 寿人(連盟)
宮城県仙台市出身。高校の頃から麻雀に夢中になり、一時は「フリーで1000万円を貯めた男」として話題に。2006年にプロ入りし、それ以来数々のタイトル戦を制覇する実力派です 。2018年のMリーグ開幕時に、KONAMI麻雀格闘倶楽部からドラフト1位で指名され、2020-21シーズンではMVPにも輝いています。
「麻雀攻めダルマ」「魔王」などの二つ名で呼ばれ即断即決の打ち方をしており、打つのも速いが点数申告はマッハ。対局中では感情を表に出さないポーカーフェイスの打ち手。
麻雀のダジャレを混ぜた語り口や、宮城県南三陸の一日警察署長を務めたエピソードなど、ユーモアと柔らかさも感じさせる魅力も持ち合わせています 。奥さまは同じ日本プロ麻雀連盟所属の手塚小鞠プロ。

細身の長身でシルエットがリャンソーと言われたり…。

全部早いから長考するだけで話題になる選手。
高宮 まり(連盟)
茨城県出身。高校卒業後は大学進学を目指して浪人生活に。そこでネット麻雀に触れたのをきっかけに雀荘でアルバイトを始め、22歳のときに日本プロ麻雀連盟に入会しました。2013年には初出場の「女流モンド杯」で2半荘連続トップを飾り優勝を遂げ、「プロとしての転機になった」と語っています 。
デビュー当初は「猛撃プリンセス」と呼ばれ、思い切りのよい攻撃型の雀風で知られましたが、今は「淑女なベルセルク(レディベルセルク)」というキャッチフレーズでも親しまれています。
麻雀プロとしてだけでなく、グラビアタレントとしても活動。可愛らしいルックスとGカップのナイスバディ、ホワホワとした柔らかい雰囲気が相まって、大人気の女流雀士です。
伊達 朱里紗(連盟)
兵庫県三田市出身。立命館大学映像学部に進学しましたが、声優を志して休学・上京し、81プロデュース所属の声優として活躍をスタート。高校生の頃、『咲-Saki-』に影響されて麻雀を始め、2019年に日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士としてデビュー。
2021年、若手女性プロを対象にした第1期「桜蕾戦」で初タイトルを獲得。同年、MリーグドラフトでKONAMI麻雀格闘倶楽部から指名。「朱きヴァルキュリア」の二つ名で、最高スコア・MVP・4着回避率というMリーグの各個人タイトルを全て獲得したことがあるのは彼女だけ。
声優としても多数のアニメに出演し、多彩な才能を持っています。趣味は水彩色鉛筆画やライブ鑑賞。「麻雀=伊達朱里紗」という言葉が生まれるほどの強さをMリーグで見せていて、今後も更なる活躍を多くのファンが楽しみにしています。

リーチのモーションが独特でとてもキレイ!
滝沢 和典(連盟)
新潟県長岡市出身。1999年に日本プロ麻雀連盟に入会しプロデビューしました。テレビ対局デビュー後、その甘いルックスとセンスで瞬く間に注目を集め、「越後の奇跡」、「麻雀バガボンド」といった異名を獲得しました 。2018年にEX風林火山からドラフト2位指名を受けMリーグ入りし、2021年からはKONAMI麻雀格闘倶楽部に所属、今シーズンから選手兼任監督になりました。
2006・2007年には王位戦連覇など、確かな実力でタイトルを獲得してきましたが、Mリーグ初年度のドラフトでは調子を崩しており「自分は指名されないだろう」と思い、指名された選手の中で唯一会場にいませんでした。Mリーグの舞台では風林火山ではチーム優勝に貢献するなど、輝きを取り戻しています。
麻雀界きっての競輪通としても知られ、大の競輪好き。既婚者であり2児の父でもあります。ずっと監督不在だったファイトクラブに初めて監督というポジションについた滝沢選手がどんな采配をするのか注目されます。
渋谷ABEMAS
2022-23シーズンの優勝チーム。多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘の三名に、日向藍子が2019‐20シーズンから加入。Mリーグの主人公チームとも言われる。
Mリーグのチェアマン・藤田晋さんが監督を務めていたが、優勝を機に監督は退任された。
多井 隆晴(RMU)
東京都葛飾区出身。わずか5歳で麻雀と出会い、10歳の頃には牌効率をほぼ習得していたと語るほどの天才肌。大学卒業後は証券会社に勤めながらも、麻雀への情熱を貫くため23歳でプロ入り。これまで数多くのタイトルを獲得してきた人類史上最強の雀士。
「最速最強」の異名を持ち、速攻力と読みの鋭さを兼ね備えたスタイルが持ち味です。2018年Mリーグの開幕ドラフトで渋谷ABEMASから1位指名され、レギュラーシーズンでMVPを獲得、そして初年度から4年連続+200ポイント越えの偉業を達成しています。
RMUからは唯一のMリーガーで代表も務めています。自身のYouTubeチャンネル「たかちゃんねる」も人気で、登録者数は28万人超え。トーク力も高く、解説でも視聴者を面白く楽しませてくれ、まさにやることなすことエンターテイナー。麻雀プロを目指す子どもたちの憧れの存在です。

対局中も喜怒哀楽がすごく出るので見ていておもしろいです。
白鳥 翔(連盟)
東京都練馬区出身。慶應義塾中等部・慶應大商学部卒という高学歴を誇る麻雀プロです。高校時代に麻雀に熱中しすぎて1年留年したというエピソードも。大学在学中の2006年に日本プロ麻雀連盟に入会、高校時代は母親にプロになることを反対されながらも、「5年以内に結果を出す」と約束し実現させた熱い覚悟の持ち主です 。
「麻雀ハイブリッド」の異名を持ち、2018年に渋谷ABEMASからドラフト2位で指名されました。タイトルも多く獲得し、2024年にはMリーグで最後までMVP争いに加わり、自団体のトップタイトル・鳳凰位に輝くなど、今が最高潮を迎えつつあるのかもしれません。
高校時代からパニック障害を抱え、対局時にはトイレが近くなるなど苦しい体調と長年戦ってきました。そのため、一時は“おむつ”を着用して対局に臨んでいたこともありました。また、自分が髪形やファッションを変えることでテンションを上げ、麻雀の魅力を広めたいという思いから、派手なヘアカラーも積極的に取り入れています。

供託を積極的に取りに行く姿が印象的で「供託泥棒」の異名も。
松本 吉弘(協会)
神奈川県横浜市出身。麻雀との出会いは高校1年生のときで、「麻雀プロになりたい」と心に決めたのが最初のきっかけです 。青山学院大学在学中に麻雀プロテストを受け、2013年に日本プロ麻雀協会に入会。大学卒業後は商社を経て、2015年から麻雀プロ1本に絞り活躍を続けています 。
「卓上のヒットマン」という異名を持ち、バランス型の打ち筋をしており、面前リーチを軸に状況判断で臨機応変に鳴きも活用する柔軟さが魅力です。2024-25シーズンでは信じられないくらい運に見放され成績が振るいませんでしたが、タイトルを多数獲得するなど実力は文句なしです。
見た目は強面ですが、実際は後輩やチーム仲間から愛される若頭的存在。「まつ」の愛称で親しまれ、白鳥選手とは「ショウマツコンビ」として大の仲良しでもあります。人気・実力ともに持ち合わせた、これからの麻雀界を担う選手です。
日向 藍子(最高位戦)
長野県茅野市出身。短大で服飾を学ぶため上京したのが麻雀との出会いでしたが、雀荘で働き始めたことをきっかけに麻雀の魅力に引き込まれていきました。2011年に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロ試験に合格し、プロ雀士としてデビューを果たします。2019年にMリーグドラフトで渋谷ABEMASから指名され、Mリーガーの道を歩み始めました。
日向選手の麻雀は、守備を重視しつつも、ここぞという局面で高打点を狙う緩急の効いたスタイルが持ち味です。Mリーグでも安定した成績を残しており、大負けしない堅実な打ち筋でチームに貢献。また「ラブフェニックス」「小さなビッグマム」といった愛称で親しまれ、チームのムードメーカーとして存在感を放っています。
明るいキャラクターとトーク力に定評があり、選手だけでなく実況としても大人気。ファンイベントやパブリックビューイングのMCを務めることも多く、明るく飾らない性格と発信力はMリーグだけでなく麻雀界全体を明るく彩っています。

ツモの発声が「ちゅも」に聞こえると話題だけど、本人はツモとはっきり言っていると主張してるわ。
セガサミーフェニックス
2024-25シーズン優勝チーム。
魚谷侑未・近藤誠一・茅森早香からスタートし、2019-2020シーズンから和久津晶が加入。その後、和久津が退団し、東城りおが2021‐22シーズンから加入する。2022-23シーズンで近藤が勇退し監督としてチームの指揮を取ることに。2023-24シーズン、ドラフト会議で醍醐大を獲得した。2023-24シーズン終了後に魚谷・東城が契約終了、ドラフト会議で竹内元太・浅井堂岐が加入した。
24−25シーズンで近藤監督が勇退、25-26シーズンより選手兼任で茅森が監督を務める。
茅森 早香(最高位戦)
北海道苫小牧市出身。元々は美容師を目指し上京したものの、アルバイト先が偶然雀荘だったことが麻雀との運命の出会いに。わずか19歳で2001年にプロ入りし、2年後には「女流モンド杯」で初優勝を飾るなど華々しくデビューを果たしました。
「天才すぎるオンナ雀士」の異名を持ち、2018シーズンでは平均打点7,873点で初代「平均打点王」に輝いています。前近藤誠一監督の後を継ぎ、今シーズンから選手兼任監督となりました。
「ω」マークが茅森選手の特徴で、応援コメントが「ω」が溢れることも。クレープ店の起業や、出産・子育てを経てなお活躍し続ける姿には、多くのファンから応援の声が届いています。

麻雀を勉強しようとか練習しようとか思ったことがないぐらいの天才的な選手。
醍醐 大(最高位戦)
千葉県松戸市出身。慶應義塾大学在学中に麻雀と出会い、30歳でサラリーマンと麻雀プロの“二足の草鞋”を履く決意をして最高位戦日本プロ麻雀協会へ入会しました。以後、Aリーグ常連として安定した成績を積み上げ、2020年には団体最高峰の第45期最高位を獲得。
「先切り十段」の異名を持ち、局面に応じた先手判断が際立ちます。オンライン麻雀「天鳳」でも十段に到達し、名実ともに“探究者”と呼びたくなるスタイル。2024–25シーズンでは個人MVPを獲得し、フェニックスの初優勝に大きく貢献しました。
本名は清原大。プロ活動では母親の旧姓である「醍醐」の名義を使用しています。実はプロ入り前から雀荘で強い人がいると有名で、漫画のネタにもなったと言われる人物です。
竹内 元太(最高位戦)
長野県長野市出身。大学在学中にゲームセンターで麻雀と出会い、その魅力に取り憑かれて大学を中退。静岡で営業職をしながらネット麻雀で腕を磨き、2013年に最高位戦日本プロ麻雀協会へ入会してプロの道へ入りました。2022年に第24回BIG1カップ優勝、第47期最高位決定戦を制して初タイトルを獲得し、翌2023年には最高位二連覇と「新輝戦」の優勝を達成する快進撃で“最高位戦の新たな顔”となりました 。
「流れ」や「オカルト」には頼らず、ドラの先切りや手牌の見切りの速さにこだわる合理的な打ち回しで知られます 。その理論派スタイルに加え、勝負飯の“キットカット”をはじめとしたゲン担ぎや、軽妙なダジャレも飛び出すなど、理詰めだけでなく柔軟な人柄の一面も魅力的です 。
身長192 cmと圧倒的な高さから「無敵のタイタン」という二つ名を持ち、卓上でも存在感は圧倒的。都内で麻雀教室「元太麻雀ラボ」を主宰し、初心者から上級者まで指導。趣味は登山で、自然の中で心身をリフレッシュする時間を大切にしているそうです。
浅井 堂岐(協会)
埼玉県熊谷市出身。明治大学経営学部を卒業後、2010年に日本プロ麻雀協会へプロ入りしました。2021年にはネット麻雀「天鳳」主催の皓王戦で初代皓王位を、2022年には雀王戦で第21期雀王のタイトルを獲得。2024年、ドラフトでフェニックスに指名され、念願のMリーガーの仲間入りしました。
「卓上の爆撃機」「逆襲のヘラクレス」というキャッチフレーズが示すように、終盤に打点を重ねて巻き返すスタイルが持ち味です。BEAST X(当時はBEAST Japanext)がMリーグに新規参入する際のオーディションは敗れましたが、そこで一気に知名度が上がりました。
趣味は筋トレでInstagramには体型の変化などが見れ、最近では11キロの減量した姿がアップされていました。筋トレを始めた時はここまで体が大きくなるとは思わなかったそうです。

「堂岐と書いて『たかき』と読む」がここ数年でファンに浸透しました。
TEAM RAIDEN/雷電
「面白い麻雀」が魅力のチーム。
萩原聖人・瀬戸熊直樹・黒沢咲でスタートし、2021‐22シーズンから本田朋広が加入している。
決めポーズの「RMO」や「雷電ユニバース」(サポーターやファンのこと)など、雷電特有のものがいくつかある。
萩原 聖人(連盟)
神奈川県茅ヶ崎市出身。日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、ご存じ日本を代表する名俳優。芸能界最強雀士として、テレビ対局「割れ目でポン」等、Mリーグが始まる以前から麻雀人気を支え続けてきました。2018年に日本プロ麻雀連盟へ入会し、TEAM雷電からドラフト1位指名を受け、プロ雀士としてもステージアップしました。
萩原選手の対局は、まさに“魅せる麻雀”。高打点志向でスピーディな展開を好みながら、演技者らしい所作で卓上を盛り上げます。「麻雀の本質はエンターテインメント」という信念を持ち、ファンが見て楽しい一手を常に意識しているそうです。  
「雪原の求道者」「リアルアカギ」の異名の持ち主。Mリーグの控室ではおまんじゅうや柏餅など、スイーツによるゲンかつぎエピソードで笑いを誘い、チームを明るくするムードメーカーぶりも光っています。ちなみに大人気麻雀マンガ「アカギ」のアニメで、主人公・赤木しげる役の声優を担当しています。
瀬戸熊 直樹(連盟)
千葉県八千代市出身。熊本高校、東京経済大学を経て、建設会社で働くサラリーマンでしたが、社会人3年目に父の「3年やったら好きにしろ」という励ましをきっかけにプロを目指すことを決意。27歳でプロ雀士となり、その後、鳳凰位や十段位などのタイトルを積み重ね、Mリーグ開幕時のドラフトでTEAM雷電からドラフト2位で指名されました。
「卓上の暴君」の異名を持ち、連荘(アガリの連続)を「クマクマタイム」と呼び、得意の攻勢で相手を圧倒するスタイルが魅力です。冷静な読みと強い意思で、局面を支配する姿はまさに暴君そのもの。
現役Mリーガーでは最年長となる55歳(25−26シーズン開幕時)で、トルネードツモが炸裂した時はメチャクチャかっこいいです。

アベマズ・多井選手とは多井選手が麻雀連盟にいたころからの盟友です。
黒沢 咲(連盟)
東京都世田谷区生まれ。上智大学理工学部化学科を卒業後、人事コンサルの仕事も経験しましたが、2005年に日本プロ麻雀連盟へプロ入り。2018年のMリーグではTEAM雷電からドラフト3位指名を受け、Mリーガーとなりました。
面前重視で守備的に見えても常に高打点を追求する「セレブ打法」が代名詞。鳴き仕掛けをするだけでネットがざわつく。「強気のヴィーナス」の異名通り、ここぞの場面では強気に高打点で押し返していきます。
プライベートでは結婚・出産を経て、育児と麻雀キャリアを両立。“ママ雀士”としての姿にも多くの共感と応援を集めています。ちなみに年齢は非公開。
本田 朋広(連盟)
富山県高岡市出身。高校1年で中退するも、高卒認定を経て金沢星稜大学に進学と逆転劇のエリート道。25歳で雀荘を自ら開業し、28歳でプロ雀士に。2021年にTEAM雷電から指名で加入しました。
タイトルでは麻雀グランプリMAXで第10期・11期を連覇するなどの実績も持ちます。北陸支部に所属で「北陸の役満プリンス」という二つ名もあります。
「ともくん」の呼び名で親しまれ、富山訛りの「おもしいんです」という返しも名物。イケメンで高身長(180 cm)、筋トレが趣味でバキバキの体をしているらしい。雀荘ゲストの際には女性が大勢参加するそうです。

「ともくん」って呼ばれる歳じゃないのに…、と困惑しています。
BEAST X
2023-24シーズンから参戦。
猿川真寿・菅原千瑛・鈴木大介・中田花奈でスタートする。2024-25シーズン開始前に「BEAST Japanext」から「BEAST X」へチーム名とロゴを変更した。
24-25シーズン終了後は選手入れ替え規定により猿川・菅原が退団。25-26シーズンからオーディション優勝の下石戟・元フェニックスの東城りおが加入。
鈴木 大介(連盟)
東京都町田市出身。1986年、小学生名人戦で優勝し、将棋の道を歩み始めました。1994年にプロ棋士としてデビューし、九段に昇段。麻雀では、アマチュア時代から実力を発揮し、2019年に麻雀最強戦で“最強位”を獲得。その後、2023年5月に日本プロ麻雀連盟に正式入会し、将棋棋士としても麻雀プロとしても活躍する“史上初の二刀流プロ”となりました。
大胆な打ち筋から「二刀流ブルドーザー」の異名をもち、攻めの麻雀が魅力です 。2023–24シーズンにはBEAST Japanextにドラフト指名され、Mリーガーとして参戦。2024–25シーズンにはチーム初の役満「大三元(だいさんげん)」をアガり、その卓上力を見せつけました。さらに、その日の最高スコア91,300点で「最高スコア賞」を獲得するなど、好成績で契約更新が決まる活躍を見せています。
将棋でもNHK杯優勝、早指し新鋭戦優勝など実績多数の実力派。Mリーガーで唯一のサウスポーでもあります。
中田 花奈(連盟)
埼玉県出身。2011年に乃木坂46の1期生としてデビューし、9年間にわたってグループを支えた後、2020年10月に卒業。その後、テレビ朝日公式YouTube企画「プロ雀士への道」で麻雀への情熱を見せ、2021年に日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格、プロ雀士としての活動をスタートさせました。
2021年6月には自身がプロデュースする麻雀カフェ「chun.」をオープンし、プロ雀士と経営者の二面性を持ちます。2023年にMリーグ新チーム・BEAST Japanextからドラフト指名され、Mリーガーとしても活躍中。「純卓のインフルエンサー」の異名を持ちます。
大人気アイドルグループの元メンバーで人気・知名度は抜群。その分、実力は疑問視されがちだが、数々の仕事をこなしながら麻雀に向き合う時間も増やして力をつけています。彼女の成長していく姿は誰もが応援したくなります。
下石 戟(協会)
滋賀県出身。2009年に日本プロ麻雀協会へ入会し、約15年以上にわたり競技麻雀の場で研鑽を積んできました 。タイトル歴も豊富で、オータムチャンピオンシップ制覇や第15期RMUクラウン優勝などがあります。2025年のBEAST X「メンバー入替オーディション」で優勝。ドラフト指名を勝ち取り、2025-26シーズンからMリーガーとなりました。
自身も語るように「踏み込みが強い」スタイルが特色で、状況に応じて広角な打ち分けをこなし、“神主打法”と例える柔軟なアプローチが冴えています 。あるインタビューでは「自分がアガれるのは20%くらい。残り80%は諦めも早く、相手を活かす麻雀を打ちたい」と語り、味方を活かすアシスト型の打ち運びを信条にしています。
チームメイトや運営にも「仲良く、楽屋の雰囲気の良いチームを作りたい」と語るなど、場の空気づくりにも前向き 。対局動画で「地和」を上がって話題になり、「T-BOLANみたいな親」や「岩隈みたいな安定感」などわかる人にわかるギャグを多く出してきます。

自分の世代にはドンピシャなギャグが多めです。
東城 りお(連盟)
東京都出身。2013年に日本プロ麻雀連盟にプロ入りし、Mリーグでは2021年にセガサミーフェニックスへ加入。その後、2024年に一度退団しましたが、なんと2025年ドラフトでビーストから指名されMリーグに復帰。史上初の復帰選手となりました。
フェニックス所属中は、チームが低迷する中、しっかりプラスポイントを持ち帰るなど活躍を見せていました。「ミス・パーフェクト」の異名を持ち、ルックスと長身のスタイルから人気も抜群。SNSやMリーグ界隈では、復帰を多くのファンが歓喜し、温かく迎えたことで話題に。期待とワクワクが、ファンの間で高まっています。
パチンコ・パチスロ動画にもよく出演していてMリーグがスタートする前から人気と知名度は高く、Xのフォロワー数も18万人超え。秋田県潟上(カタガミ)市の”ふるさと応援大使”に就任されています。
U-NEXT Pirates
2019‐20シーズン・2023−24の唯一2回優勝を経験しているチーム。
小林剛・朝倉康心・石橋信洋でスタートし、2019-2020シーズンから瑞原明奈が加入。
優勝を経験するも、選手入れ替え規定により2021-22シーズンで朝倉・石橋が退団、2022‐23シーズンから鈴木優・仲林圭が加入している。
小林 剛(麻将連合-μ-)
東京都八王子市出身。東京理科大学理学部数学科に在学中、雀荘バイトを通じて麻雀に没頭し、奨励会を経て1996年に最高位戦Aリーグでプロ入り。翌年の麻将連合設立時に移籍し、数学的思考を活かした精密派として活躍します 。2018年にはMリーグ発足時のドラフト1巡目でU-NEXT Piratesから指名され、以来チームの“船長”として牽引し続けています 。
麻将連合-μ-から唯一のMリーガー。流れや風などのオカルトを信じず「麻雀サイボー」「ロボ」という異名も。役牌の先鳴き&高速テンパイを得意とし、Mリーガーで副露率もトップクラス。将王4回、天鳳名人戦2連覇、RTDリーグ優勝など多くのタイトルを保持し、Mリーグでは2019-20と2023-24の2回チーム優勝に大きく貢献しています。
普段は感情を表に出さないクールな対局姿が印象的ですが、カラオケはめちゃくちゃ上手でスイーツへの愛着を持つギャップも魅力。麻雀はロボでも人にはめっちゃ優しく、感情がないように見えますがチームメイト想いの優しい船長です。

風や流れはただ偶然が続いただけという、デジタル麻雀の代表的存在。
瑞原 明奈(最高位戦)
長崎県佐世保市出身。早稲田大学国際教養学部を卒業後、一般企業に就職し結婚、その後2014年に日本プロ麻雀協会プロに入りました。プロ入り後すぐに出産を経験し、2017年には家庭と麻雀を両立するため最高位戦へ移籍。 2019年のMリーグドラフトでU-NEXT Piratesに指名され加入し、女流プロとして活躍の場を広げています。
ネット麻雀「天鳳」では“みかん太”の名で有名で九段まで昇格。Mリーグでは2021–22シーズンにMVPに輝き、2度のチーム優勝にも貢献。2024年には第24期女流最高位に輝いています。ゴリラ麻雀と呼ばれる攻めっ気たっぷりの麻雀が魅力。
Mリーガーと家庭を両立しており、親しみと共感を集めています。普段は温和だが、対局中に鋭い視線で睨んでいるようなときもある。喋るときのリアクションが大きく、話しながら頭を触るのはクセで、考え込むときに手を口に当てるのもクセだそうです。

美人ママ雀士で、Mリーグから知名度が上がり人気急上昇!

『ゴリラ麻雀』の意味はちゃんとあるようだけど、由来はIQのゲームでゴリラ並みのIQが出たことに起因するらしいわ。
鈴木 優(最高位戦)
愛知県豊橋市出身。2002年に最高位戦日本プロ麻雀協会へ入会後、雀荘経営へ専念するため一度プロを退会。その後、アマチュア最強戦で「最強戦の申し子」と呼ばれる活躍を見せ、2011年に競技プロとして復帰しました 。その後、2021年には第46期最高位、2022年には麻雀日本シリーズでも優勝。2022年、ドラフトでU-NEXT Piratesから指名されました。
「戦闘民族」の異名を持ち、その雀風はまさに攻撃的。どこまで押すのかと思わせる打ち方で見ている方がワクワクします。Mリーグでは2023–24シーズンにMVPを獲得。連勝記録や安定した4着回避率も誇り、抜群の存在感を放っています。
プライベートでは既婚で娘さんが二人いるやさしい父親。麻雀以外はかなりの天然でツッコミどころが満載。嫌いな食べ物も多く偏食気味らしい…。元セガサミーフェニックスの魚谷プロがかつて師と仰いでいた時期もあり、解説は丁寧でわかりやすく大好評です。

控室で感情を出さないコバゴー船長がビックリするぐらいの攻めをするときも。
仲林 圭(協会)
東京都武蔵野市出身。中学の塾合宿で麻雀に目覚め、熱中するあまり高校・大学と留年を重ね、最終的に早稲田大学を中退 。2008年日本プロ麻雀協会に入会し「龍」の異名を持つ吉田光太プロに師事 。A1リーグで活躍し、第10期雀竜位、29・30期發王位などを獲得後、2022年にMリーグ・U-NEXT Piratesへ加入しました 。
「守備からリズムを作るディフェンス型」とも呼ばれる理論派で、確実に安定した麻雀を打ちますが、自覚では“バランス型”と語っています。Mリーグでも実力は発揮され、しっかりとポイントを稼いでいます。その打ち方と実績からミスをしない男・教科書のようとも言われています。
「じゃが」の愛称で親しまれ、トップになるとカメラ目線をしてくれることもある。パイレーツ加入最初の指令は「痩せてください」だったらしく、筋トレの効果もあり、今では別人のように痩せました。控室での声がデカいことで有名。「麻雀最強戦」を連覇している桑田プロと似ていて、兄と慕われています。

最近、おまめ(スコテッシュ)をお迎えしてデレデレになっています。

その様子はTikTokで動画投稿されてるわ。
EARTH JETS
2025-26シーズンから新規参戦!
石井一馬・三浦智博・逢川恵夢・HIRO柴田のメンバーでスタートする。
石井 一馬(最高位戦)
東京都出身。中学から麻雀に目覚め、2006年に最高位戦日本プロ麻雀協会へ入りA1リーグまで昇格。王位、麻雀マスターズ、最高位戦Classic(複数)、そして2025年には悲願の最高位(第49期)や蒼翼戦制覇を果たし“団体三冠”という偉業も達成しました。
新設チームのEARTH JETSから1位指名を受け、ついにMリーガーへ。ちなみにMリーグ解説デビューでは、高いトーク力と強者オーラを振りまき、「すでにMリーグの場にいるようだった」と絶賛されました。
アースジェッツの開幕戦出場権を懸けた「開幕戦争奪マッチ」で勝利し、開幕戦に出場が決定。「気負い過ぎないように、普段の麻雀ができるように頑張っていきたい」とコメントしています。
三浦 智博(連盟)
愛知県小牧市出身。大学退学後、雀荘で腕を磨き、2013年に日本プロ麻雀連盟にプロ入会。十段戦では第40・41期を連覇し、王位も制覇。複数タイトルを獲得する実績派です。2025年のドラフトでEARTH JETSから2位指名を受け、Mリーガー入りとなりました。
多くの実戦経験を背景に、自らを“感覚派”と称する通り、数字以上に場の流れを読む力が際立ちます。手順への鋭い直感と局の流れを先取りする読みは、タイトル戦での連覇につながっており、感覚に裏付けられた安定力を発揮しています。
解説は落ち着いた語り口と本質を伝えるセンスに定評があります 。noteでは「埋もれてはいけない、三浦智博プロ解説」とも称され、麻雀を丁寧に、かつ本質を伝える姿勢にファンや視聴者の信頼も厚いです 。
逢川 恵夢(協会)
大阪府出身。幼い頃から家族の麻雀を見て育ち、雀荘アルバイトを通じて本格的にルールを習得。2011年に日本プロ麻雀協会へ入会し、すぐに第10期新人王を獲得。その後も、第17・18・20・22・23期の女流雀王を制した「永世女流雀王」です。
2025年のドラフトでEARTH JETS から3位指名を受けましたが「なぜ自分が1位指名じゃなかったのかと思われるぐらい活躍したい」と気合十分。ちなみに日本プロ麻雀協会からは初の女性Mリーガーとなっています。
年齢は非公開で「令和生まれ」を自称。親しみやすいキャラクターでインドア派の天然系らしい。「永世女流雀王」の強さがMの舞台でも見れるか楽しみです。
HIRO柴田(連盟)
神奈川県川崎市出身。小学生時代から麻雀に親しみ、2001年にプロ入りし、A1リーグ入りも果たしました。長年「無冠の帝王」と呼ばれながら研鑽を重ね、2024年に悲願の第39期鳳凰位獲得、さらに第13・14期麻雀グランプリMAXを連覇し見事二冠達成しました。2025年のドラフトでEARTH JETSから4位指名を受け、新たなステージへ歩みを進めました 。
「紅顔のアサシン」の二つ名を持ち、守備を重視しながら高速テンパイを駆使する正確無比なバランス型スタイルが特徴です。タイトル戦では安定した強さを発揮し、A1から鳳凰位まで昇り詰めた堅実派の代表格とも言えます。
普段はクールながらも、趣味はお笑い、漫画、パチスロなど。奥様は同じ日本プロ麻雀連盟所属の蒼井ゆりかプロ。日本最大の麻雀団体、日本プロ麻雀連盟で長年トップのA1リーグに所属する安定感がMリーグの舞台でも輝きを放ちそうです。
まとめ
2025-26シーズン版、Mリーグ出場選手一覧と全Mリーガーの紹介でした。
今シーズンのMリーグは、新チームの参戦やチームの移籍、史上初の復帰選手など、これまで以上に顔ぶれが豪華で多彩になりました。
そして選手兼任監督が誕生し、その3チームの采配にも注目されます。
シーズンを通して繰り広げられる熱戦とドラマから、今年も目が離せませんね。

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