2021年8月2日、Mリーグ2021ドラフト会議が開催されました。
そこで6名の選手が指名され、新たに5名の選手が新Mリーガーとなりました。
今回はMリーグ2021ドラフトで指名され新Mリーガーになるであろう、5名の選手の紹介をしながらドラフト会議の個人的感想を書いていきたいと思います。
Mリーグとは、麻雀のトッププロが集まるリーグ戦で麻雀会最高峰の舞台です。
2018年から毎年開催され、ファンの間では大きな熱狂を巻き起こしています。
Mリーグについてはこちらに詳しく書いています。
⇒「Mリーグ」を知ろう!この熱狂をもっとたくさんの人に!
過去のMリーグ名場面はこちら。
⇒Mリーグ 名場面集(動画・状況解説あり)
今回紹介する選手はこちらの方々です。
- 東城りおプロ
- 本田朋広プロ
- 伊達朱里紗プロ
- 松ヶ瀬隆弥プロ
- 二階堂瑠美プロ
ちなみに今回のドラフトで指名された残りの一名は、滝沢和典プロです。
滝沢プロは昨シーズンまでEX風林火山で活躍しており、今季からKONAMI麻雀格闘倶楽部に移籍となります。

今回は僕の個人的意見が多いので、ぜひ皆さんのご意見もコメントしていただければ嬉しいです。
今回紹介する選手を含めた、Mリーガー全員を紹介した記事も書いています。
⇒【麻雀プロ】Mリーグの選手紹介【通り名一覧】
Mリーグ2022ドラフトを予想した記事はこちらです。
Mリーグ2021シーズンの振り返り記事も書いています。
それでは順番にご紹介していきます。

東城りおプロ
セガサミーフェニックスから指名を受けました。
ミスパーフェクトと呼ばれており、見事なプロポーションとルックスから大人気の女流雀士です。
日本プロ麻雀連盟に所属しており、2021年、初タイトルとなる第15期夕刊フジ杯麻雀女王を手にしています。
抜群の人気と悲願の初タイトルをもって、セガサミーフェニックスに加入することになります。
この選手の指名には驚きました。
セガサミーフェニックスは女流雀士の多いことが特徴でしたから、女流プロの指名はあってもおかしくないと思っていましたが、まさかの東城プロでした。
チームメイトの魚谷選手と一緒にYouTubeで活動をしているので、すぐにチームに溶け込めそうなのは良いところですね。
ただ昨シーズンまでチームにいた和久津プロと比べると、実績・実力共に見劣りする感は否めません。
ファンも多い選手ですから、人気先行と言われないようしっかりと結果を出してほしいですね。

ちなみにセガサミーフェニックスは、醍醐大プロを予想してました。
東城プロは全くのノーマークでした。
本田朋広プロ
チーム雷電より指名を受けました。
日本麻雀プロ連盟・北陸リーグ所属の選手で、主なタイトルとして麻雀グランプリMAXを連覇したことが有名です。
放送対局で役満を何度も上がっているのが印象的な選手です。
個人的に、魅せる麻雀の打ち手だと思っていて、雷電のチームカラーにピッタリだと思うので納得の指名でした。
北陸から上京して大活躍!となると、地方で活動している麻雀プロの希望にもなりますね。
個性あり、実力あり、チーム雷電の初ファイナル進出のため、大いに活躍が期待される選手です。

ちなみに本田プロは予想していました。
風林火山オーディションのときの活躍も印象的でした。
伊達朱里紗プロ
KONAMI麻雀格闘倶楽部から指名を受けました。
日本プロ麻雀連盟所属、麻雀プロ歴3年目の駆け出し女流プロです。
声優としても活動しておりTwitterのフォロワー数も、2021年8月現在で7万人を越える人気っぷりです。
ちなみに、MリーガーのTwitterフォロワー数は岡田紗佳選手で約11万人、多井隆晴選手で約9万人となっています。
伊達プロは日本プロ麻雀連盟の新設タイトル、第1期桜蕾戦で優勝し大きな話題となりました。
個人的にはまさに衝撃の指名でした。
確かにタイトルを取りましたが、まだまだ雀力も未知で無名の若手選手。
昨シーズンまで在籍していた大ベテランの前原プロ・藤崎プロに比べると厳しい評価になるでしょう。
チームの若返りと成長を見込んでの指名だと思いますから、他のチームメイトがカバーしてあげる部分が大きくなると思います。
さらに今回から滝沢選手もチームに加入したことで、格闘倶楽部のチームカラーが若干変わりそうなイメージもあります。

僕は伊達プロは全くノーマークでした。
予想では滝沢プロと元乃木坂46の中田花奈プロを指名すると思っていました。
松ヶ瀬隆弥プロ
EX風林火山の新メンバーオーディションで優勝し、ドラフト会議で正式に指名されました。
Mリーガーである多井隆晴プロが代表を務める、RMUという団体に所属しています。
今やRMUの顔になりつつある松ヶ瀬プロは、自団体の最高タイトル令昭位も獲得しています。
放送対局でも個性的な風貌と大胆な打ち方で人気を呼んでいます。
新メンバーオーディションのときに見せた劇的な四暗刻単騎は、Mリーグのドラマチックな展開とマッチする素晴らしいアガリでした。
個人的にはいつMリーグに呼ばれてもおかしくない選手だと思っていたので、オーディションで優勝したことを抜きにしても納得の指名でした。

実力を存分に発揮して大活躍してもらいたい選手です。
二階堂瑠美プロ
EX風林火山から松ヶ瀬隆弥プロの後に指名を受けました。
日本プロ麻雀連盟所属で、EX風林火山で活躍している二階堂亜樹プロのお姉さんです。
女流プロ雀士がほとんどいない時代から、二階堂姉妹で麻雀界を盛り上げてきました。
いわば二階堂姉妹は女流プロ雀士の先駆け的存在です。
妹と比べられがちですが、瑠美プロも第11期プロクイーンのタイトルを獲得するなど、人気・実力も兼ね備えた選手です。
亜樹選手と一緒にYouTubeの活動もしており、チームメイトに仲良しの姉妹がいるのは心強いかと思います。
個人的に今回の指名に、なくはないと思っていました。
ですが、「まさか!」という思いの方が大きかったです。
考えてみると二階堂姉妹が大活躍することでオールドファンが大喜びしますし、新たなファンの獲得も狙えます。
”人気若手女流選手を二階堂姉妹が返り討ちにする” Mリーグの盛り上がる構図としては面白いですし是非見てみたいですね。
ただ、亜樹選手がいたから指名されたというのは間違いないので、”二階堂と言えば瑠美”と言われるぐらいの大活躍を期待しています。

ちなみに風林火山の2人目は矢島亨プロを予想していました。
外れはしましたが、瑠美プロは納得の指名です。
Mリーグ2021ドラフト会議の全体的な感想

今回のドラフトはオーディションで選ばれた松ヶ瀬プロ以外、全て日本プロ麻雀連盟から選ばれています。
日本最大のプロ団体ですから指名選手が多くなるのは当然ですが、他にも団体はあります。
最高位戦・協会・麻将連合からの指名がなかったのは寂しく感じています。
特に昨シーズンのドラフトで指名され大活躍した堀慎吾選手が協会所属ということを考えると、協会から選ばれても良かったのでは?という疑問が個人的には残ります。
しかしMリーグは一部のファンが熱狂的になっていますが、まだまだ熱狂を外に広げる必要があります。
さらに世間に広めるためには人気やルックスも大きな選抜要素になると考えられますし、終わってみれば今回のドラフトも大いに納得できるものでした。
ドラフト予想の結果はイマイチでしたが、とても楽しめたドラフト会議でした。
最後に
今回はMリーグ2021ドラフトの感想と予想の結果を行いました。
新Mリーガーに指名された皆さん、本当におめでとうございます!
麻雀界最高峰の舞台で思う存分、実力を発揮してほしいです!
Mリーグ2021は10月から開催されます!
ABEMAで無料で視聴できますから、興味がある方はぜひご覧になって下さい!

ABEMAプレミアムについて詳しく書いた記事も用意しています。
Mリーグ2021公式ガイドブックも発売中です。
公式ガイドブックのレビュー記事も書いていますので、そちらもご覧ください。
今回の記事を見て、Mリーグや麻雀に少しでも興味を持ってもらえれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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